バトン、「賭けに出てればもっといい位置に着けてた」 — 【メキシコGP (日)】
マクラーレン・ホンダ【メキシコGP 決勝 / コメント】
◆ジェンソン・バトン(MP4-31-03)
グリッド=13番 / 決勝=12位
「僕らは1ストップ作戦だったんだけど、それが問題だった。誰にとってもそうだと思うけど、とにかくオーバーテイクできなくてね。バックアップ(・タイヤ)で走った最初の30周のスティントはほかのマシンのうしろに引っかかって、そこでかなりタイムをロスしちゃったんだ。ケヴィン(・マグヌッセン)のうしろに引っかかて、それからフェルナンド(・アロンソ)、次にカルロス(・サインツ)、最後にジョリオン(・パーマー)に引っかかて。オーバーテイクがとにかく難しかったけど、最終的には彼ら全員をパスできたよ。ぺースは本当によかったったよ。それに、僕らはできることをやれた。仮に前が開けた状態で走れてたとしても、トップ10圏内でフィニッシュできてたとは思えないけどね」。
「さっきも言ったようにレース中の実際のぺースはよかったし、いくつかオーバーテイクやバトルを楽しんだよ。だけど、ここではとにかくパスするのが難しかった。ロング・ストレートもあるしそうは思わないだろうけど、最終コーナーの出口はとにかく距離を詰められなくてね。パスするときはいきなりそれができるとわかるんだけど、その過程で1周目で(ピット)ストップしたマシンい比べてかなり(タイムを)ロスしちゃってた」。
「僕らも1周目にピットに入ることもできたんだけど、12位や13位を走ってるときは素晴らしいポジションじゃないし、ポイントをゲットできる可能性があるギリギリのポジションだから、”よし、ギャンブルに出よう”ていうほど悪いポジションでもないからね」。
「全体的に普通のレースじゃなかったし、もしギャンブルをしていればもっとずっといいポジションだったろうけど、前もってそれはわからないし、残念だよ。それでも楽しいレースだったよ。今日は間違いなくマシンを最大限に活かせたしね。それが(現実的で)望めるすべてだから」。
【翻訳:STINGER】
Photo by McLaren Honda/LAT Photographic
※リリースの内容はオリジナルと同じですが、一部構成をSTINGERで加工しています。