F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

木曜日恒例のドライバー記者会見。昨年末から取り入れられた2部構成の会見パート2には次の3名が参加。

前戦から今シーズンをスタートしたウェーレインは現在の状況、ライコネンはF1以外のビジネスに加え、3人がシールドタイプのコクピット保護システムについてそれぞれ語った。

パスカル･ウェーレイン（以下、ウェーレイン）：そうだね。まず、戻ってこれて本当にうれしいよ。（復帰後）最初の週末は素晴らしいものだったと思う。予選で13位、レース11位だから最初の週末としてはこれ以上はないだろうね。レース後のテストも上手く行ったよ。100周近く走れたし、マシンに乗ったときの自信が増したよ。

キミ･ライコネン（以下、ライコネン）：そうだね、彼ら（FIA）の提案するシールドをちょっと見てみたよ。実際に使ってみるまで、それがどうなのかを話すのは難しいよ。ヘイローよりましか？ わからないよ。見た目に関してはどっちもそんなに差はないんじゃないかな、

ダニエル･リカルド（以下、リカルド）：そう。キミが言ったように僕らドライバーはみんな中国のプレゼンテーションで見たよ。もう少し見てみる必要があると思うけど、そうだね、第一印象としてはOKで、これから開発も進んでいくだろうし、それでフリー走行でマシンに取り付けて試して、フィードバックも集められると思う。彼らがまだ頭の保護の方法を模索してるのはポジティブなことだよ。

ウェーレイン：中国は出てないからまだ見てないからどんなものか分からないんだよね。新しいタイプは去年のに似てるの？

リカルド：万人受けしそうな感じ。見た目は問題なさそうだよ。

ウェーレイン：ヘイローは見た目がちょっとヘンテコだったし、レッドブルの去年のバージョン。あれはかなり好きだよ。宇宙船みたいですごく未来的だし。あれならいいね。あれに似てるならいいと思うよ。より安全になるし、僕らドライバーにとってはいことだよ。

ライコネン：いや、僕らの話は今年の最初にしたよ。僕らドライバーはお互い何をするべきかわかってるし、それはかわらない。シーズンの終わりにどちらか一方に完全にチャンスがなければ事は上手く収まるけど、それは別として、そうなるまでは別にどうもないよ。

ライコネン：F1以外のこともやってるけど、僕がどこで何をやってるか話すことに興味がないからね。 バーに行くか？ 最近は行けてないけどね。時間がないし。残念だけどね。いくつかのことに関わってるよ。

ライコネン：歌えるかって？ 下手だけどね。でも歌えるよ。ただ、それは重要なことじゃないと思うよ。ただ、歌うのは楽しいよ。

リカルド：カラオケ！

ライコネン：フフ（笑）。 僕が話そうとしてるのはもっと普通のことだよ。どんなレースも思ったように行かなければ楽しくないしラクでもない。どっちの見方もできる。僕は運よくずっと勝てる位置にはいなかったし、そういう状況にもなれちゃうけど、同時に本当はその位置にいたい。普通のことだよ。でしょ？ もっと上手くやりたいし、やりたいように上手く行かないときは楽しくならない。いい結果を得られるときはいつだって楽しいよ。次のレースに向かってよりよくなろうとするだけだよ。