F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

「4つのフライアウェイ（ヨーロッパ以外のラウンド）を経て、3週間の休みを挟んでヨーロッパに向かうのはいつもエキサイティングな気分になるよ。シーズンの第2ステージが始まるような感じだし、特にバーレーンで難しい週末を過ごしたから、このトラックで僕らのマシンがどこまでやれるのか、走りたくてウズウズしてるよ」。

「シルクイート･デ･カタルーニャはヨーロッパ･シーズンをスタートさせるにはうってつけの場所だし、レースをするのが楽しいサーキットだよ。ロング･ストレート、高速コーナー、トリッキーなシケインがあって、それにはラップ全体でマシンを最大限に活かすことを要求される。マシンにとっては大きなチャレンジだし、ベストな一貫性を築くためにはしっかりとしたバランス取りと空力ダウンフォースが必要で、最終的にはパフォーマンスがものを言う」。

「ここではオーバーテイクが難しいから、プッシュしてポジションを上げるために、最初から予選でのパフォーマンスに取り組むよ。僕らはこの数レースで進歩を重ねてきたし、バーレーンとスペインのあいだの休みのあいだも努力を続けてきたから、僕らのポジションを確かめて、エンジニアと一緒にこれまでのパフォーマンスの限界を押し上げるために、チャンスのたびにプッシュし続けていくのが楽しみだよ。すべてのカギは信頼性だし、スペイン以降に向けてパッケージをしっかりプッシュしたければ、それが一番重要な要素だからね」。