リカルド、「スーパーマーケットでレースしてるみたい」 — 【モナコGP プレビュー】
インフィニティ・レッドブル・レーシング【モナコGP プレビュー / コメント】
◆ダニエル・リカルド
Q.あなたはモナコの非公式チーフ・チアリーダーですね。何がそうさせるのでしょう?
ダニエル・リカルド(以下、リカルド):ドライバーの視点とチームの見方は違うだろうね。モナコへ行くときで一番のことは、ドライバーがもっとも感化されるサーキットだってことだね。F1のマシンで走れるならどこも特別だよ。そのスピード、パワー、アクセラレーションに感動しちゃう。ただ、ここはスーパーマーケットでレースしてるみたいだし、それはとにかくすごくクールだよ。モナコはとにかくレースが好きなことは知ってるよ。トイレも自転車に乗ったままなぐらいだからね(モナコのコースは自転車レースのツール・ド・フランスの舞台としても使われていて、トイレも自転車に乗ったまま済ませる)。僕は子供のとき、ちっちゃな自転車に乗って家の中を走るのが好きだったんだ。すごく楽しかったし、障害物も多くて結構危険だった。(モナコのレースは)それにかなり似てるね。サーキットは壁に囲まれてるし、トラックにあるバンプがそれを余計にスゴいものにしてる。このサーキットにはいろんな性格があるんだ。それをマシンの中で感じることができるよ。ミスする余地はないし、ズバ抜けたの集中力が必要で、すべてをとんでもない速さで対処していくから、自分自身に驚いちゃう傾向があるね。ただ1周するだけで達成感を感じられる。チャレンジしてるって感覚だよ。
Qそれがサーキットのすべてですか?
リカルド:い〜や。モナコGPは”ホンモノ”だね。ここにはものすごいエネルギーが渦巻いてる。大きな船、気前のいいお金持ち、ハリウッドのクールな人たちと、すべてが集まってくる。それが週末通してクレイジーな雰囲気をかもし出してるし、アドレナリンが全開になるよ。
【翻訳:STINGER】
ドライバー顔写真:Infiniti Red Bull Racing /Michael Muller / Red Bull Content Pool
※リリースの内容はオリジナルと同じですが、一部構成をSTINGERで加工しております。