F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆セバスチャン･フェッテル（シャシー311）

グリッド=3位 / 決勝=2位

「今日は僕らにできることはすべてやったし、2位フィニッシュできてよかったよ。スタートはアグレッシブに行ったけど、すんなり2位のポジションには着けなかったんだ。ぺースはよかったし、メルセデスにプレッシャーをかけてピットストップでギャップを縮めたし、どのタイミングでも彼らを逃がさないようにしてたけど、それでも明らかに十分じゃなかった。アンダーカット（タイヤ戦略により、予定よりも早めにタイヤ交換すること）を狙ったけど、次の周に彼らもそれに応じてきたから、残念ながら前に出られちゃってね。最後の数周でルイス（･ハミルトン）が僕のうしろでスーパーソフト･タイヤを履いてかなりプレッシャーをかけてきてたから、かなり難しかったよ。その内の数周で僕のタイヤの温度がかなり下がっちゃってたし、トラックに留まるだけでも大変だったから、（コーナーの）出口を上手く抜けることに集中してたんだ。僕らはまだ把握して学ばないといけないことがあるし、予選がもっと寒ければタイヤを機能させるのは難しい。そこは僕らが改善しないといけないところだね。マラネロ（ファクトリー）のみんなに感謝したい。エンジンはよかったし、戦略もすごくよくて、だから先頭争いに留まることができたよ。もっと上を目指したいから、すべての面でまだやらないといけないことが残ってるし、僕らがどうなりたくて、目指すところがどこかを現実的に考えてる。すごくうれしいよ。素晴らしいレースだったし、チームは100％で闘ってくれたよ。カナダはのトラックのレイアウトはまったく違うけど、そこでもコンペティティブになろうとやって行くよ」。

【翻訳：STINGER】