F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

「僕らは数日間でモントリオールから立ち直ったし、すでに次のチャレンジに目を向けてるよ。チームとして、僕らは日曜日の午後にレースをフィニッシュした位置で評価されたけど、それにはフリー走行、予選、レースの裏で僕らにどんな改善があったかってことは考慮されてない。だから、タフなグランプリのあとは、ときどきポジティブな面を見つけるのが難しいこともあるんだ」。

「ただ、僕らがどれくらい進んできたかってことを忘れないことが重要だね。そう、2台ともリタイアしちゃったし、僕らはそのためにすごくハードに取り組んできたわけじゃないけど、まだ改善してること、それから現時点までにやり遂げた改善に焦点を合わせてる。チームにはまだ大きな信念を抱いてるし、ウォーキングとさくら（のファクトリー）であらゆる部分に関して改善するためにプッシュし続けてるよ」。

「去年のオーストリアGPは大成功だったし、僕らドライバーの中の数人は2003年にここでレースをしてたから、確かに”ミニ･クラシック（ちょっとした歴史のあるレース）”のひとつだね。（トラックは）そんなに複雑な構成じゃないけど、走るのが楽しいんだ。スペック的にオーストリアは僕らのマシンに合ってないんだけど、いいレースをエンジョイするのが楽しみだし、どのセッションでもさらに改善するためにプッシュしたいね」。