グロジャン、「結果のためにできることはすべてやってきた」 — 【ベルギーGP プレビュー】
ロータス・F1・チーム【ベルギーGP プレビュー / コメント】
◆ロメイン・グロジャン
「なんて素晴らしいレース・サーキットなんだろう! スパは僕らが走るトラックの中で、最高ではないにしてもベスト・トラックのひとつってことは言うまでもないね。あそこは高低差の変化、高速コーナー、中速テクニカル・コーナー、それからオーバーテイクにもってこいのストレートがあるから、ドライバーにとって夢のサーキットだよ。魂のこもったサーキットだね。多くのドライバーがやるように、僕はいつもあそこでのレースを楽しんでる。スパが素晴らしいのはトラックだけじゃなくて、それを囲む美しいアルデンヌの森もなんだ。コクピットからスパそのもの、その鼓動を思いっきり感じることができるし、ファンはすごく近くでバトルを見ることができるよ。(観客の)フライドポテトのニオイをかげそうなぐらいにね!」
「1周するあいだに考えることがすごくたくさんあるすごいトラックだよ。もしも予選でどのポイントでもスピードを最大限に引き出そうとしたり、レースでディフェンスかアタックしてるとき、もしくはその両方をしてるとき、たぶんそれをラップ中ずっとやらないといけなくなる。ここはマシン同士の違いがハッキリ出るタイプのサーキットで、時々ここですごく調子がいいマシンになることもある。僕らの今年マシンがそうなることを願おう!」
「よく唸るエンジンが必要だし、セットアップとそれから許容範囲の広いマシンを用意することも必要だね。僕らはそれらの重要なポイントをクリアできるし、ライバルたちに対して僕らがどう取り組んで行けるのかが楽しみだよ。アルデンヌの天気はチャレンジングになることもあるから、運も必要だね」。
「トラックのある部分では雨が降りそうでも、それ以外の場所はドライだっていうのはほとんど”お約束”だけど、実際にそうなるからね。もしも予選のときにそうなると、正しいタイミングでトラックに出るための判断はすごく難しくなる。レースでそうなった場合、いつピットに入るか、タイヤをウェットに変える、もしくはスリック(ドライ・タイヤ)に戻すタイミングがすごく重要になる。スパで間違ったタイヤを履いちゃったら、1周が本当に本当にホントーに長いからね」。
「2008年にGP2で勝ったのは素晴らしい気分だったし、そこからはスパではポディウムを逃しちゃっててね。ここではいつもいいぺースがあるんだけど、F1ではここまで最高位は8位なんだ。今年改善できない理由は僕らにはないよ」。
「このサーキットでは僕らが持つ強みを示すことができると思うし、僕はもっとたくさんポイントを稼ぐ準備はできてる。僕とチームは改善するため、それからいい結果を残すにために自分たちにできることはすべてやってきたし、とにかくそれがここで僕らがやろうとしてることだよ!」
【翻訳:STINGER】
ドライバー顔写真:Lotus F1 Team
※リリースの内容はオリジナルと同じですが、一部構成をSTINGERで加工しております。