F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

「アメージングなトラックだし、この世のベストトラックのひとつだね。オー･ルージュとラディオンのコンビネーション（ターン2〜4）、プーオン（ターン10）、それからブランシモン（ターン17）みたいなコーナーはセンセーショナルで、世界中のどこを探してもほかにはないよ。あらゆる点でユニークだし、1950年の最初のグランプリで使われたトラックで闘ってると思うと、すごく特別だよ」。

「スパはレースでいつ何が起ころうと記憶に残るタイプのトラックだね。ただ、もちろん心に焼きついて離れないのはここでの勝利で、僕はここで何度か勝てて運がよかったよ。スパで初めてレースをしたのは2004年のフォーミュラ･ルノーのときだったんだ。2006年にワールドシリーズbyルノーのスパで、ポールとファステスト･ラップを刻んで勝ったよ。それで2008年には初めてのGP2でも勝って、2010年のチャンピオンシップでも勝ったのはいい思い出だよ。F1では2012年に予選6位に入ってる。このトラックには全体的に素晴らしい思い出があるし、長年特別な関係を築けてると感じてるよ」。