F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

「シンガポールでのレースはいつも楽しんできたし、シーズンでも最高クラスのイベントのひとつだと思ってるよ。街は賑やかだし、どこへ行ってもすばらしい雰囲気だね。夜にすべてのライトが灯る光景はスゴいよ。あんなビジネス街がサーキットに変身するまでどれだけの労力がかかるんだろうってよく思っててね。ものすごい物流作業だってことは明らかだけど、間違いなくそれだけの労力をかける価値があるよ」。

「トラックのレイアウトはいくつか素晴らしい特徴があるけど、僕にとっては第1セクターが際立ってる。特に最初の右曲がりの曲がりくねったターン6とブレーキング･ゾーンのターン7だね。バンプに耐えて縁石を利用できて、中低速コーナーを自信を持って抜けられるマシンが必要だよ」。

「シンガポールGPは暑さでシーズンの中で一番タフなレースにランク付けされると思うよ。脱水に加えてメンタル面でもチャレンジングなレースだからね。ミスしても大丈夫な余地が小さい壁にかなり近づかないといけないしね。ここ数戦でマシンはいいステップを踏めたことをわかってる状態でシンガポールに乗り込むし、もっと大量のポイントをゲットすることを狙うよ」。