【リリース】 インシーズン・テスト2(1日目) ドライバー・コメント
■バルセロナ・テスト – 初日 結果
※ドライバーコメントは、このページに随時アップしていきます。
バルセロナ – 5月13日
とえ最後に(バリアにクラッシュして)走れないまま終わったにしても、それでも僕らにとってすごくいい一日でしたし、たくさん仕事ができました。今日の午
前中のトラックはウェットで、まずはウェット(タイヤ)を履いて6周したんですけど、そのタイヤを履いていろんなセットアップの選択肢を試したんで、これ
は次にレースの週末でウェット・コンディションになったときに役立つと思います」。
温度と気温が段々上がって(路面が)乾いていって、昼休みのあとはインターミディエイト(ドライとレインの中間のタイヤ)で何周かしたんですけど、午後2
時ぐらいにはスリック(ドライ・タイヤ)に履き替えられるぐらい乾いたんで、ミディアムを履いて予定していたドライの走行プログラムに取り掛かりました。
クルマはレースがあった週末の状態からだいぶセットアップを変更したんですけど、いくつか改善できたと言ってよさそうです。午後の中盤で軽い雨が降ってき
たんで、インターで(トラックに)出たり入ったりする走行をして、もう少し空力の評価をしてたんですけど、残りの時間でセットアップの作業を再開するため
にドライ・タイヤには履き替えませんでした」。
でターン3でコースアウトして(午後の)22周目にかなり強めにバリアーにヒットしちゃいました。クルマはかなりダメージを受けちゃったんで、クルマを直
すために夜遅くまで作業に取り掛からないといけないガレージにいるみんなに申し訳ないです。唯一よかったことは、それがほとんどの走行プランをやり終え
て、一日の最後に起きたってことです」。
■スクーデリア・フェラーリ
サーキット: バルセロナ – 4.655km
ドライバー:キミ・ライコネン
マシン:フェラーリ F14 T
天候:気温 12/15℃、 路面温度15/18℃、くもりときどき雨
周回数/走行距離:21周/98km
ベストタイム:1:26.965
ドライバーのコメントなし
先週のレース週末に経験しなかった軽い雨と低い気温だったことに加え、数コーナーを抜けたところでパワーユニットが故障したため、作業を再開したのは午後4時ごろとなり、消化できたプログラムは予定の半分に止まった。
パワーユニットの交換と、その後ターン4でスピンした影響でフロアも交換しなければならなかったため、ソフトとミディアムを使用したセットアップのテストに遅れが生じてしまった。
次回の担当ドライバー:キミ・ライコネン
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■マクラーレン・メルセデス
日付:5月13日(火)
ドライバー:ジェンソン・バトン
ロケーション:カタルーニャ・サーキット(4.655km)
周回数/走行距離:74周/334km
ベスト・ラップタイム:1:28.333
※ドライバーのコメントなし
夜通し降り続けた雨で午前中の走行スタートが遅れ、チームは昼休みの前にセッションを短く切り上げることになる前にインターミディエイト(ドライとレインの中間のタイヤ)で簡単な走行をおこなった。
午後はトラックが乾き始めたので、プログラムを押し進め、空力の相関関係の分析といくつかの新しい構成要素の評価をおこなった。それにより、将来的な発展につながるいくつかの興味深い要素を見出すことができた。
2日目はピレリのタイヤテストをおこない、ヴァドールネが初めてF1のマシンを走らせるチャンスになる。天気予報からはドライ・コンディションが予想でき、チームはバンドールネにスーパー・ライセンスに必要な300kmの走破を狙う。
次回の担当ドライバー:ストッフェル・ヴァドールネ(リザーブ・ドライバー/タイヤ・テスト)
■ロータス・F1・チーム
今日のデータ
トラック:カタルーニャ・サーキット、4.7km
シャシー: E22-03
天候:曇りと雨、気温11-16℃、路面温度14-19℃
予定:空力とマッピングの変更の評価と、セットアップの変更
ラップ数:70周
順位:2位
タイム:1:41.670
走行中断の理由:赤旗
◆シャール・ピック(リザーブ・ドライバー)「初めてE22を走らせることができてよかったよ。新しいパワーユニットを搭載する新世代のマシンはこれまでのものと大分違うものになってるし、ドライブの仕方も変わってる。午前中のコンディションは天気の影響でバルセロナに期待するものとはだいぶ違っていたからあまり走れなかったけど、僕らは一日を最大限に活用できたと思うし、できることはすべて消化できたんじゃないかな。チームにとっていい一日だったし、僕にもそうだった。マシンに乗ってみて、感触はすばらしかったよ。(ケータハムでの)去年のブラジルが最後だったから、かなり長かったよ!」
次回の担当ドライバー:パストール・マルドナド
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■マルーシア・F1・チーム
日付:2014年5月13日(火)
シャシー:MR03-03
ドライバー:マックス・チルトン
順位:1位(11人中)
ベストタイム:1:26.434
◆マックス・チルトン
「かなり良い一日だったし、1位なんて本当にボーナスだね。一日通して安定して改善していけたし、マシンはセットアップに関してもよさそうで、それを使って僕らに何ができるのかを示すことができたから、今日僕らがやり遂げたことは、日曜日のレースからの大きなステップだったよ。午前中のコンディションはかなりトリッキーで、あるタイミングでロックアップしちゃってそのままグラベルにハマっちゃったんだ。ウェットを走れるのはいつでもいいことだね。これからの数レースでかなりのチャンスがあるだろうし、すごく役に立つはずだよ。昼休みのあと、天気が回復すると、(レースの)週末のあとでさらに追求したかったセットアップを改善し始めることができたんだ。着実にプログラムをこなしていって、ここでのレースからわかったことをすべて確認して、マシンから得られたものに満足していいだろうね。またいいテストをやって、パッケージがいいポジションにある状態でバルセロナをはなれることができそうだよ」。
次回の担当ドライバー:ジュール・ビアンキ
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■インフィニティ・レッドブル・レーシング
バルセロナ・テスト1 – 初日
ドライバー:セバスチャン・ブエミ
マシン:RB10
周回数:54周
ベストタイム:1:31.440
サーキットの長さ:4.655km
ファステスト・ラップ:マックス・チルトン(1:26.434)
◆セバスチャン・ブエミ(テスト&リザーブ・ドライバー)
「今回、初めてRB10に乗ったんだけど、今日はドライとウェットを少しずつ経験できてよかったよ。今日の僕らのおもな狙いは、(スペインGPの)レースを終えたマシンをより理解して、それを改善させることだった。それから、僕がかなりの時間を費やしてるシミュレーターとの相関関係のチェックもしたよ。それから、ギヤボックスの問題が出て足止めを食らったけど、それ以外はなかなかな一日だったよ。(テストなので)相変わらず、とにかくデータを集める作業だったね。僕らはこの手のテストをやるチャンスは多くないし、可能な限りのデータを集めることが重要だよ」。
次回の担当ドライバー:セバスチャン・フェッテル
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■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラ・ワン・チーム
日付:5月13日(火)
トラック:バルセロナ・サーキット
ドライバー:ルイス・ハミルトン
周回数:79周
ベストタイム:1:26.674
走行距離:368km
トラックの長さ:4.655km
天気:
午前(涼しい/雨上がりの路面、曇り、雨)
午後(涼しい/断続的に出る太陽と雨)
◆ルイス・ハミルトン
「今日はかなり普通なテストの一日だったよ。トラックが少し乾き始めた午後から、僕らは練習をたくさん始めて、違うことを試したよ。もちろんテストはレースほど楽しくないけど、これも仕事の一つだからね。チームにとっては重要なことだし、僕にとっても先週末は苦戦してたから、生産的なものだったよ。コンディションはすごく難しいものだったけど、何度かドライでも走れたし、今日の終盤にはマシンに満足できたよ。毎ラップで少しずつ学べるし、走行時間が限られてることを考えると、インシーズン・テストは役に立つよ。今の僕らにはアドバンテージがあるけど、ライバルたちは仕掛ける準備をしてるだろうから。つねに気を緩めることはできないよ。モナコまで忙しくなるけど、レースの前にファクトリーに戻っていくつかの仕事に取り掛かるよ。(モナコは)すごく要求の厳しいサーキットだし、今年は高いトルクからなるオーバーステアが出るから、近づいてくる壁をこれまで以上によく見てないとね。どのドライバーもモナコにいくのが好きだし、この4レースのポジティブな勢いを持ち越したいね」。
次回の担当ドライバー:ニコ・ロズベルグ
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■ザウバー・F1・チーム
サーキット:カタルーニャ・サーキット / 4.655km
ドライバー:ギド・ヴァン・デル・ガルデ
天候:晴れ
気温:12-16℃ / 路面温度: 15-19 ℃
シャシー / エンジン:C33-02 / フェラーリ
周回数:86周 / 400.330km
ファステスト・ラップ:1:31.331
◆ギド・ヴァン・デル・ガルデ(リザーブ・ドライバー/タイヤ・テスト)
「今日は燃料をたっぷり積んでピレリのタイヤ・テストを担当したよ。いろんなオプションを与えられて、いくつかの硬さのコンパウンドを試したんだ。午前中は軽い雨で足止めを食らったけど、インターミディエイト(ドライとレインの中間のタイヤ)を試すことができたよ。そのあとにトラックは乾いていって、午後はピレリのためにプログラムを完了できたんだ。いいテストだったんじゃないかな。またマシンに乗れて満足してる」。
次回の担当ドライバー:エステバン・グティエレス
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■ウィリアムズ・F1・チーム
ドライバー:フェリペ・マッサ
シャシー / エンジン:FW36-03 / PU106A ハイブリッド
ロケーション:カタルーニャ・サーキット-スペイン
目標:空力の評価と、メカニカル作業
天候:午前はウェット/午後は涼しくてドライ
最高気温&路面温度:16℃ / 19℃
◆フェリペ・マッサ「マシンに乗ってるときはいつも何かを学んでる。午前中は雨の影響で予定していたほど走れなかったけど、今回はウェットのパフォーマンスを改善することに利用したよ。マシンは(先)週末中ずっと示してたとおり、今日もかなりコンペティティブだったよ。僕らはセットアップを試して空力に変更を加
えたけど、新しいパーツはなかったから、(手元にあるものの)細かい部分に焦点を当てることができたよ。ステップを踏めた感触を得てバルセロナを発つことができるのはすばらしいね」。
次回の担当ドライバー:スージー・ウォルフ(開発ドライバー)
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■サハラ・フォース・インディア・フォーミュラ ワン・チーム
シャシー:VJM07-01
周回数:53周
走行距離:247km
ファステスト・ラップ:1:27.727
順位:6位
※ドライバーのコメントなし
次回の担当ドライバー:ダニエル・ジュンカデラ(リザーブ・ドライバー/タイヤ・テスト)
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CATERHAM F1 TEAM / LAT Photographic(可夢偉)
Jiri Krenek(チルトン)
MERCEDES AMG PETRONAS Formula One Team(ハミルトン)
Williams F1(マッサ)
LOTUS F1 TEAM(ピック)
Infiniti Red Bull Racing / nicostudio s.l.(ブエミ)
Sauber F1 Team(ガルデ)




