バトン、「まだ準備は整ったとは感じてない」— 【バルセロナ・テスト2 – 最終日 コメント(マクラーレン・ホンダ)】
日にち:2016年3月4日(金)
ドライバー:ジェンソン・バトン
ロケーション:バルセロナのカタルーニャ・サーキット (4.655km/2.892マイル)
ラップ/走行距離:121周/563km/350マイル
ベストラップ:1:24.714
◆ジェンソン・バトン
「121周こなせたし、テスト・プログラムをポジティブなカタチで締めくくれたよ。それは僕らがいくつもの空力構成をテストして、マシン自体、それからマシンがどう機能するかをしっかり学ぶことができたってことだし、メルボルン(開幕戦)に飛ぶまであと10日しかないし、そう考えるとすごく役に立つよ」。
「2回のテストを通してたくさんマイレージを稼げたのは素晴らしいし、それはパワーユニットのフィードバックを得るのにすごく役に立つ。空力やセットアップの作業も少し済ませられたよ。それから、システムチェックを進めて、より理解を深めることを可能にしてくれた。それがパフォーマンスの面で、去年に比べて間違いなくアドバンテージを与えてくれてる」。
「僕らにはまだやらないといけないことがたくさん残ってるし、風の強いコンディションでマシンをしっかりセットアップするのは難しかったけど、それは僕ら全員が対処しないといけないことだったわけだからね。午後はもっとラップを重ねて経験値を増やして、開幕戦に向けてバランスとハンドリングに関してしっかり取り組んで、それからいくつかの選択肢を評価した。まだ準備は整ったとは感じてない。マシンはレース仕様になる前にまだいろいろと変更になるしね。開幕戦に向けてバランスを整えるため、実際にやった以上にもっとテストが必要だと感じるものだけど、僕らはメルボルンに着いたときにそれができるように経験を積んできた」。
「まだ取り組まないといけないエリアがたくさん残ってるけど、テストを通して僕らはいろんな部分を改善してきたし、改善を続けていけるように、集中して毎戦新しいパーツを持ち込んで行く必要があるね」。
【翻訳:STINGER】
Photos by Mcralen Honda
※リリースの内容はオリジナルと同じですが、一部構成をSTINGERで加工しております。