キミ・ライコネン インタビュー「F1に対する見方が変わった」
Q.いよいよ世界チャンピオンの復帰ですね。
キミ・ライコネン(以下、ライコネン):みんなはどう思うかわからないけど、いちど離れていたわけだから、F1にはまた新たな挑戦のとして取り組むつもりだよ。
Q.またここで走ることになった心境は?
ライコネン:戻ってこられて嬉しいよ。今はこれが自分のやりたいことだからね。
Q.やるからには、当然また勝つことが目標でしょうね?
ライコネン:そう簡単なことではないと思うけど、少なくとも優秀なマシンに乗れることは確かだから、頑張らないとね。
Q.今年いちばんの課題はなんだと思いますか?
ライコネン:タイヤもそうだし、前の時と違うことがたくさんある。ひとつずつ、確実にやるべきことをこなしていきたい。
Q.とにかく全力をつくすということですが?
ライコネン:2009年までもずっとそうだったんだ。F1へデビューする前のカテゴリーでもおなじさ。今年もその姿勢は変わらないよ。こんなチャンスを与えてくれた人たちには、ほんとうに感謝してるんだ。
Q.この2年間で、なにか変わったことはありますか?
ライコネン:いちど離れることを決めたときは、レースを楽しめなくなっていたんだ。2年前とは、その意味でまったく違うね。F1に対する見方も変わったと思うし、それだけモチベーションが高まってるんだ。
Q.NASCARも経験して、今年はオースティンの新コースでレースがあります。アメリカGPに臨む心境を聞かせてください。
ライコネン:アメリカは大好きな国だし、新しいサーキットにも興味があるんだ。きっと楽しいイベントになるだろうね。
【翻訳:Shigehiro Kondo】