小林可夢偉 予選後・会見【アメリカGP(土)】1/2(テレビ会見)
「予選で変化した路面にチームが対応しきれなかった。でも、レースのペースはいい!」
◆裏目に出た”予選対応”のセッティング
—-予選を振り返って一言。
可夢偉:えー、振り返っても”ダメ”でしたね(笑)。あんまり、いいトコなかった(予選でした)。
—-どのへんが、今日はちょっと足らなかったのでしょう?
可夢偉:予選のときに、滑る路面になっていたというか。ちょっと、通常っぽい(ラバーが乗って他のコースのような)路面に変わった。路面の温度もあった(影響していた)と思うんですけど。それに(ザウバーは)対応しきれず、オーバーヒートっぽく走っていて、(ぼくらが)それに合わせられなかったというだけなんですけどね。
—-昨日から、タイヤに熱が入りにくいとコメントされてました。明日は、気温が2〜3度上がるという予報ですが、このへんへの対応は?
可夢偉:まあ、レースは長いんで、違うアプローチもできると思うんですけど。(今日の)予選に向けては、(タイヤに)すぐに熱が入るようにと、ずっと固め(のセッティング)でやっていたので(予選では)それが裏目に出て。
(クルマとしては)サッと”走り出し”とかはいいんですけど、(その特性をあまり活かせずに)そういう意味で、(今日は)ちょっとマイナス思考だったので。
明日のレースでは、若干、路面の温度が上がって、(燃料をたくさん積むことで)クルマも重いんで、もうちょっと、タイヤにやさしい方向で、1周目、2周目は気にせず・・・という感じで行きたいと思います。
—-決勝は、16番グリッドからのスタート、ダーティサイド(コースが汚れている側)だと思いますが?
可夢偉:一回だけテストで(スタート練習を)やってみたけど、そんなに大きい差はなかったので。まあ、大丈夫だと思います。
—-では、明日の意気込みを?
可夢偉:えー、ポイントを取ることが、まず、大事だし。(グリッドは)”16番”で、(ポイント獲得を)諦めるポジションじゃないし。レースでのペースは、全然、予選よりはいいと思うんで。
しっかり、スタートして。スタートで、まず、どれだけ、ポジションを上げられるか。あとは、レースの流れで、という感じだと思います。
—-ありがとうございました。明日、頑張ってください。
可夢偉:頑張ります。
【STINGER/Hiroaki Iemura】