小林可夢偉 レース後コメント【インドGP(日)】
◆チームから可夢偉に与えられた、むずかしいミッション!?
—-非常に残念な結果になってしまったけど、でも、スタートは異様によかったよね?
可夢偉:スタートはよかったんですけどね！
—-素晴らしくよかったですね！ よかったから、スタート直後に、前のグリッドからスタートしたバリチェロ（ウィリアムズ）の”横”に並べたところで、バリチェロが寄ってきた誰かを避けようとして、こっちに寄ってきた、と?
可夢偉:ああ、チームメイト（のP.マルドナド）。（バリチェロは）避けたんじゃなくて、当たった！
—-当たったのか！
可夢偉:当たって、フロントウイングを間に挟んで、コントロールできなくなった。それで、ボクンとこに来て･･･。
—-それで、押し出されるかっこうになって、コースに戻ったところに、バージン（T.グロック）とぶつかった?
可夢偉:ぶつかったと言うか、あいつもオーバーラン、ひとりで、してきて。
—-選んだ戦略が、可夢偉はチームに信頼されてるから、”アグレッシブな”方を採らざるを得なかった、と。ペレスみたいに、1周目でタイヤ交換に入っていれば、違う展開と結果になったかもしれないですよね?
可夢偉:それは、もう”結果”やし（きっぱりと）。チームとして、動かないといけないから。言ってもキリないですから。
—-タラレバになっちゃう?
可夢偉:言うのは簡単で･･･。ただ、チーム（の全員）が納得する戦略で、何をしたかというのが大事だと思うんで。
—-なるほどね。でも、金曜日からの一連の流れを見ていて、スタートから一コーナーまでは、想像した通りだったから、これは行けると思ったんで、ガッカリしました（笑）。
可夢偉:（微笑む）
—-まぁ、あなたのガッカリの半分くらいだったと思うけれど（笑）。残り2戦は?
可夢偉:大丈夫です。何とかポイント取ります、レース・ペースは悪くないんで。
—-今日は、同じクルマでペレスがポイントを取ったし?
可夢偉:ですね。
