小林可夢偉 金曜日・会見【日本GP(金)】
「今日は、思いのほか、タイムが出なかった。でも、まだ”伸び代”は持ってるので、明日の予選は、それを活かして──」
・インタビュアーとして、片山右京氏、登場。
—-久々の鈴鹿だけど、調子はどう?
可夢偉:思ったほどうまく行ってないですけど、何とか”闘える位置”にはいると思うんで。まあ、レース(決勝も)含めた(”週末”全体としての)闘い方ができれば、と思ってます。
—-二回目のフリー走行で、ソフトで走行して、飛び出しちゃったけど?
可夢偉:あれ(飛び出した)のは、プライム(ハード側タイヤ、今回は”ハード”を使用)のとき。何か飛び出したけど、あまり大きな問題ではなくて。
—-シンガポールよりも、クルマは鈴鹿に”合ってる”と思うんだけど、そのあたりは?
可夢偉:合ってるつもりなんですけど、思いのほかねえ……(笑)。うまく行ってないんで、しっかり、ちょっと(状況を)見ないといけないんですけど。ロング(ラン)は、そんなに問題なかったんで。(予選仕様のクルマが)軽い状態で、もう少しタイムが出せれば、(この週末は)闘えるかなと思ってます。
—-朝(フリー走行1)は、パッと走り出して六番手くらいで、順調だったから。その前に、日本グランプリって、やっぱり特別?
可夢偉:えー、特別といわれるんですけれど、今年はちょっと、ぼくは(ここ鈴鹿で)気楽にやらしていただいて(笑)。あんまり考えずに、今年、ずっとやって来たことの積み重ねでやって行こうとは思ってます。
—-とは言いつつ、三回目の日本グランプリでね。一年目はよかったし、去年は予選で”見せてくれた”し、今年にかける意気込みとしては?
可夢偉:今年は、まあレースなんで、そんな、簡単には、やらせてくれないので(笑)。それは承知の上で、やっぱり最終的には、チェッカー受けるときに、ベストなポジションでゴールするのを目標としてます。
—-そのためには、明日の予選、スパみたいに、最高のパフォーマンスを見せてほしいんだけど、意気込みは?
可夢偉:えーとね、スパのときほどには絶好調ではないと思うんですけど。でも、十分、チャンスはあると思うし。しっかり、クルマを作って──。まだ、タイムを(これよりも)上げるの(伸び代)を持ってると思うんで。それをまず、使って、明日、どこまで行けるかなというのをやってみたいと思ってます。
—-じゃあ、応援してるから!
可夢偉:頑張ります!