サハラ・フォース・インディア・フォーミュラ ワン・チーム【オーストリアGP プレビュー】
【オーストリアGP プレビュー】
◆ニコ・フルケンベルグ
Q.ニコ、今シーズンの強力なスタートはモントリオールでも続いていましたね。
ニコ・フルケンベルグ(以下、フルケンベルグ):そうだね、前回もまたコンペティティブで一貫性があることを証明できたし、すごく忙しかったレースで10ポイントゲットできたのはポジティブだよ。僕はみんなとは違う戦略を採ってたから、午後(レース中)のほとんどはプレッシャーに晒されてたけど、仮に早めのセーフティ・カーが僕らにとって助けにならなかったとしても、僕らにとっては最速の戦略だっただろうね。だけど、すべては予定通りに機能したし、かなりの結果が得られたよ。
Q.ここまで毎レースでポイントを獲得しています。この状況は夏になっても続くと思いますか?
フルケンベルグ:僕らはポイントをゲットし続けるすごくいいポジションにいるけど、それを維持して、今シーズンがスタートしたときからやってるようにハードワークをこなし続けないといけないね。チームが残りの今シーズンに向けてどんなプランを用意してるのかわかってるし、僕らが今いるレベルで闘い続けられない理由はないよ。
Q.オーストリアはあなたにとって初めてのトラックです。そこではどのようなパフォーマンスを期待しますか?
フルケンベルグ:ロシアもだけど、誰にとっても未知の領域だからね。トラックにはいくつか長いストレートがあって、低速コーナーは少ないから僕らのマシンに合ってるハズだし、カナダでやったように、僕らはやわらかいタイヤを最大限に活かせるだろうね。初めてのトラックを走るとき、一番大事なことはフリー走行を最大限に活用することだよ。学ぶことがたくさんるからね。1周が短いから、各マシン同士のギャップはもっと小さくなるし、ちょっとしたミスでも大きく影響が出るね。
◆セルジオ・ペレス
Q.セルジオ、オーストリアでのレースを楽しみにしていますか?
セルジオ・ペレス(以下、ペレス):初めて行くトラックだからどこまで期待できるのかわからないけど、行くのはすごく楽しみだよ。(かつてA1リンクだった)あのサーキットのことを知ってる人はあんまりいないし、アドバンテージを見つけ出すチャンスはあるね。素早く学んで上手く合わせる必要があるよ。新しいサーキットだといつもより少しチャレンジングだけど、楽しいし、トラックのレイアウトを把握するのが好きなんだ。
Q.ピレリはやわらかい方の2種類のタイヤを持ち込みます。(オーストリアのサーキットで)それはVJM07に合うと思いますか?
ペレス:そのタイヤが選ばれたのは嬉しいし、正しい決定だろうね。それから、トラックのレイアウトは僕らにとっていい方に機能すると思う。上手くいけば、僕らはそこでも強力なパフォーマンスを発揮するチャンスがありそうだよ。
Q.オーストリアについて知っていることはありますか? 行ったことはありますか?
ペレス:うん、何度か行ったことはあるね。美しい国だよ。人々はナイスだし、アメージングな風景にあふれてる。特に山だね。スキーをするにもすばらしい場所だし、F1の歴史も印象的だよ。
【翻訳:STINGER】
顔写真提供:Sahara Force India