フェラーリ絶好調!? シンガポールGP初日トピックス
◆フェラーリ、期待をあおる滑り出し!!
アロンソ+フェラーリが、フリー走行1でトップ、フリー走行2で2番手と意気上る。滑り出し。ライコネン+フェラーリも、フリー走行1で7番手、フリー走行2で4番手。注目のフェラーリ!!
◆レッドブル、新しいパワーユニットに不安?!
フリー走行1で4-5番手に並んだレッドブル。しかし、フリー走行2でフェッテルにトラブル。
しかし、残り8分までピットで待機させられていたフェッテル+レッドブルが、いきなり柔らかい方のスーパーソフトでアタックして最初の周回で5番手タイム。レッドブル、不安定だけれどスピードはある。
◆メルセデスに陰り?!
フリー走行1で2-3番手だったメルセデス。フリー走行2では、ハミルトンがトップに君臨したが、ロズベルグは30周消化したものの、13番手に沈んだ。
しかし、ロズベルグ+メルセデス、徹底して、レースセットのデータを集積したとも。さて、どっち?
◆どうしたウィリアムズ?!
メルセデスに次ぐ”第二勢力”のはずのウィリアムズが、シンガポールの公道コースでは振るわない。
同じ公道のモナコでは、ボッタスとマッサが、13位と16位だったことを考えると、いたしかたなし? しかし、高速のシルバーストンのイギリスGPでも、同じく二人は14位と15位からスタートしている。好不調の波が激しい、という意味から行くと、いたしかたなし?
◆小林可夢偉久々のフルタイムGP
小林可夢偉+ケータハムは、ライバルのビアンキ+マルーシアに明確な差をつけられている。フリー走行1、2とも、ギャップはコンマ5秒。
イタリアGPでビアンキ+マルーシアの前のグリッドからレースをスタートし、2台のマルーシアの前でゴールしたのは、小林可夢偉が頑張れるコースだったから?
ともあれ、金曜日のフリー走行1から走れたことはいいことだ。けれど、もしかするともしかして、これはコレスの鈴鹿に向けての”エサ”かもしれず。
[STINGER]山口正己
Photo by MERCEDES AMG PETRONAS Formula One Team