中国といえばパンダ? 中国GP木曜記者会見 質疑応答
フェッテルがもらって苦労した中国のファンからのプレゼントとは?
木曜日恒例のドライバー記者会見のあとにおこなわれる質疑応答。会見に引き続き次の6名が参加した。
ジェンソン・バトン(マクラーレン)
マーカス・エリクソン(ザウバー)
フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)
ロメイン・グロジャン(ロータス)
ニコ・フルケンベルグ(F.インディア)
セバスチャン・フェッテル(フェラーリ)
※コメントを抜粋して掲載しています。
今回は、中国の熱心なファンからのプレゼントについて全員が語った。
Q.みなさんに質問です。ここのファンの熱意がどれだけかと言う話がありますが、空港で彼らに会って、たくさんのプレゼントを受け取ったことがあると思います。中国のファンからもらったプレゼントで一番面白かったもの、一番変わっていたものはなんですか?
ジェンソン・バトン(以下、バトン):なにが変でなにが面白いかわからないんだけど、ちっちゃいバッジはなかなかクールだったね。バッジ、見たことある? クマの顔なんだけど、あ、パンダか、パンダ。あれはなかなかクールだね。それ以外だと、箸とか伝統的なものとかだね。素晴らしいよ。ここに来るのが大好きだし、いいことをたくさん持ち帰れるんだ。
セバスチャン・フェッテル(以下、フェッテル):僕もパンダもらったことあるよ。ぬいぐるみだから本物じゃなかったけどね。当たり前だけど(笑) ただ、持って帰るには大きすぎて、申し訳ないけど中国に置いて帰らないといけなくてね。何年か前の話だよ。持ち歩ける小さいものだとありがたいんだけど、さすがに大きすぎて苦労してね。
バトン:なんてこった。きみにパンダくれた人はすごくショックだよ。でしょ?
フェッテル:でもあのとき、僕はもう一つ余計に飛行機のチケットを買える金銭的余裕がなかったから、パンダと一緒に帰れなかったんだ(笑)
フェリペ・マッサ:僕もパンダもらったことあるよ(笑) 僕はいつも本をたくさん持ってるんだけど、どのページにもファンから貰った写真をはさんでいって、それをまとめて大きな本みたいになるんだけど、あれはファンタスティックだね。それから博物館を持ってるから、そこにファンからのプレゼントをぜんぶ置いてあって、ナイスだよ。息子へのプレゼントもいつもたくさんもらってる。ギフトとかお菓子とか、いろいろだよ。彼らは本当にアメージングだよ。
ニコ・フルケンベルグ:僕はパンダはないんだけど、みんなが話したようにいろいろもらってるよ。地元のもの、いろんなお菓子、本、ガイドブックとか。だから一人で上海観光ができるよ。
ロメイン・グロジャン:空港に着いたときにすごくナイスなマカロン(焼き菓子)をケースでもらったことがあるよ。長旅のあとだったから、なかなかナイスだったね(笑)
マーカス・エリクソン:僕も今までパンダはないけど、お菓子とかそういうたぐいのものとか、地元のものをもらったよ。
Q.セバスチャン、(F1最高権威の)バーニー・エクレストンによると、あなたは素晴らしいワールドチャンピオンではないそうです。このスポーツを代表する人物ではなく、少なくともルイス・ハミルトンほど素晴らしくないと言っています。そういったコメントにどれだけ傷つけられますか? また、何か反論はありますか?
フェッテル:そうだね、彼が言いたいように言えばいいと思うよ。別に構わないし(笑)僕はここまでやり遂げてきたことにすごく満足してるし、これから起こることを楽しみにしてる。それだけだよ。
バトン:たぶん、きみはツイッターやってないからだよ。
フェッテル:そうだね、バーニーはツイッターやってるの?
バトン:彼はそういうソーシャル・メディアとか使わないと思うよ。
フェッテル:(F1の情報を、ツイッターをやらない)彼はなんで知ってるんだろう? 不思議(笑)
バトン:ほんとにね(笑)
【翻訳:STINGER】
Photo by Ferrari S.p.A / FERRARI MEDIA