小林可夢偉 日曜日会見全録 イギリスGP
◆「魚のような」見事なスタートを決めた！
—-スタートが素晴らしかったけど！
可夢偉: フィッシュ！
—-え!?
可夢偉 魚、です（笑）。
—-反射的ピュッと?（笑） スタートは狙っていた?
可夢偉: べつに狙ってないです。
—-状況としては、どういう風に1コーナーまで行った?
可夢偉: スタートはそんなに悪くなかった。ムリせずに、行ってて。気がついたら、いいとこにいて（笑）。
—-その後は、セーフティカーをうまく利用したりで、いいレース運びができた?
可夢偉 ひとつのミスもなく、でしたね。
—-バリチェロは、抜いてもいいかとピットに訊いていた?
可夢偉: ピットからは何も訊いてこなかったですけど、ただ、ちょっと（抜くのは）ギャンブル過ぎるかな、と思っていました。
◆今日は、いいシゴトができた！
—-シューマッハを抑えていたシーンがテレビにも映っていたけど、あそこは意識して抑えた?
可夢偉 抑えなかったら、大変ですよ！（笑）
—-相手が誰であっても関係ない?
可夢偉: （ドライバーとして）アタリマエのことをしただけです（笑）。
—-いま、どんな気分?
可夢偉: シゴトができたな、と。
—-これまでと違って、入賞しても、ずいぶん落ち着いているように見えるが?
可夢偉: （いつも）こうして行かなければ、いけないので。
—-予選を課題として挙げてましたが、でも、ここはちょっと特殊だから?
可夢偉: でも、結果は結果なので。
—-チームメイトがトップテンにいるということは、チームとしてはいいところにいる?
可夢偉: まあ、十分ですね。
—-じゃあ、次のホッケンハイムの予選は楽しみ?
可夢偉: （微笑む）
◆決勝での「ペース」には自信があった！
—-予選はQ3はムリだろう、Q2でできる限りいいところに、と言っていました。その通りに12番手になって、自分のポジションが読めるようになったのではないかと思いますが、そこからのレースというのは、展望や想定ができていた?
可夢偉: （決勝）レースの「ペース」自体は自信があったので。だから、落ち着いて、プッシュできましたね。ヘンな失敗をすることもなく。
—-シルバーストンについて昨日「知ったこと」、教わったことというのは、レースで活かせた?
可夢偉: そんな余裕はないです、（レースが）始まっちゃったら、ね。「それ」は来年に向けて、取っておきます。
—-「それ」は、ここしか使えない?
可夢偉: ここだけ、です。
—-風には関係がある?
可夢偉: さあ･･･（笑）。
—-わかるときになったら、教えてください（笑）。
可夢偉: （微笑）
—-バトンとも、バトルになりかけましたね?
可夢偉: シューマッハとの間がちょっと詰まって、行き場がなくなってきたとき、バトンが後ろから･･･。
—-今日（決勝）に関しては、やるべきことはすべてやれた?
可夢偉: （頷く）
