ステファノ・ドメニカリ 韓国GP終了後のインタビュー
韓国GPの勝利記念の1枚(写真中央がドメニカリ代表)。
フェルナンド(・アロンソ)のおかげで、スクーデリア・フェラーリ・マールボロはシーズンの5勝目を挙げることができた。フェラーリは、今回の韓国GPで819戦中、トータル215回目の勝利を挙げた。フェルナンドにとっては157レースで通算26勝目となる。
◆ステファーノ・ドメニカリ(スクーデリア・フェラーリ・マールボロ代表)
「まず最初に、少し落ち着くことにしよう。素晴らしい1日だった。ドライバーズ選手権をより有利に好転させ、コンストラクターズ選手権も力強いポジションに押し戻すことができた。だが、、大変なのはこれからだということは分かっている。残りは2レースだが、不可能だと思う方法でも、それに取り組んでいく必要がある。過去に度々言ってきたが、今日、再びそれを繰り返して言いたいと思う。シーズンの最終盤で、チームやドライバーにとって何が最も必要なことかというと、それは集中力と信頼性だ。それに、常に冷静でいなければならない。韓国で経験したような非常に珍しいコンディションの中でも、我々はそれができると証明できた。特に17レース中14のポール・ポジションを取ったチーム(レッドブル)の強力な反撃を受けている。残り2レースで、すでに今のポジションにいるということは、非常に重要なことだ」。
「まず最初に、ドライバー達に感謝をしたい。彼らの仕事は素晴らしかった。少しのミスもしなく、ストレスが溜まる非常に難しいコンディションのレースを対処してくれた。フェルナンドのピットストップで多少の問題はあったものの、チームは非常によく働き、すぐにそれを対処してくれた。いつものように、我々のパートナーにも感謝をしたい。フィリップモリスに始まり、サンタンデール銀行、そして、韓国で新しい燃料を投入し、我々の手助けをしてくれたシェルにも礼を言いたい。最後に、急速に市場が広がり、我々のロードカーの重要性が増しているここ韓国でのグランプリに、スクーデリア・フェラーリ・マールボロが勝者として最初にトロフィーへ名を刻むことは、大変な名誉である」。