Auto GP第5大会レース2。佐藤公哉抜きまくりの3位。

クリエンと”レースを楽しんだ”黒田吉隆。
Auto GP第5大会は、イタリアのムジェロで2レースを闘い、日曜日にはレース2が行なわれ、元F1ドライバーのナレイン・カーティケヤンが優勝した。
16周で行なわれたレースでは、土曜日のレース2を7位でゴールし、8位までのリバースグリッドによってフロントローからスタートした黒田吉隆は、ニュータイヤを持たないハンディがあってポジションをうしなったが、その状況の中は、元F1ドライバーのクリスチャン・クリエンたちと争い、”レースを楽しんで”7位でゴール。ここにきて、リズムをつかみかけている。

佐藤公哉は、13番手から見事な追い上げで3位を得る印象的なレースを見せた。
前日のレース1で、スタート直後にシーズン初のリタイアを喫した佐藤公哉は、13番手からスタートしたが、スタートでロケットダッシュを決めて1周目に8位にジャンプ、その後も好調なマシンで素晴らしいレースを見せ、3位でゴールし、ポイントリーダーの座を守った。
佐藤は今週末、シルバーストンの若手ドライバーズテストでザウバーを走らせることになっているが、「気負わず、楽しんできます」とにこやかに語った。
次のAuto GP第6大会は、1カ月のインターバルをおいて、8月17日〜18日に、DTMとのジョイントイベントとして、ドイツのニュルブルクリンクで行なわれる。
photo by EURONOVA
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