佐藤公哉、AUTO GP参戦、決定
GP2へのフィードバックのため。
昨年、惜しくもAUTO GPのタイトルを逃した佐藤公哉(24歳兵庫県出身)が、今年デビューしたGP2へのフィードバックのため、引続き、AUTO GPにも参戦することを正式に発表。AUTO GPのオフィシャルホームページでも、トップニュースとして取り上げられた。
佐藤公哉は、今年は、カンポス・レーシング(Campos Racing)で2014 年GP2 シリーズに参戦しているが、マネジメントチームでありレーシングチームでもあるユーロ・ノヴァ(EURO NOVA)の判断に基づき、AUTO GPにも並行して参戦することなった。
これは、GP2 シリーズのテスト限られていることと、4 月4日から6 日にバーレーンGPのサポートレースとして行なわれた第1 大会から、5 月9日から11 日の第2 大会(バルセロナ)まで、約1 ヵ月の空白期間があることから、佐藤公哉の実戦感覚を継続的に磨き上げる目的という。
AUTO GP 参戦は、当面、4月12日から13日の第1大会(マラケッシュ/モロッコ)と、4 月19日から20日の第2大会(ポールリカール/フランス)を予定している。
佐藤公哉は、「GP2とAUTO GPは、昨年も、GP2 ドライバーがトレーニング目的で何人か参戦しており、マシンの操縦性やパワーも似通っているので違和感はない。。今回のAUTO GP 参戦は、ユーロ・ノヴァの提案と厚意で実現した。昨年同様の参戦体制でスタッフとは気心が知れており、なによりもマシンの戦闘力が高いので、レースが楽しみです。GP2 の第2 大会を万全の形で迎えられるように努めます」とコメントした。
GP2の開幕戦では、チームのミスとは言え、セッティングの間違いでフリー走行で出端を挫かれ、それを引きずったまま不完全燃焼の週末を過ごしていることから、走り慣れたAUTO GPで流れを引き戻すことが期待されている。
photo by AUTO GP