山本左近、フォーミュラEに参戦!!
お兄さんがエアレースのカメラマンをしている関係で、先月に千葉で行なわれたレッドブル・エアレースの会場を訪れた山本左近。木下美明元TMG社長(左)と浜島裕英F1解説者(右)と。
スーパーアグリF1チームで活躍した山本左近が、同じ成り立ちのAmlin Aguriから、今週末にロンドンの市内で行なわれるフォーミュラEに参戦する。
左近は、モナコでシミュレーター体験を済ませ、ロンドン入りして週末に備えている。
「アムリンアグリよりフォーミュラEの歴史的なレースとなるロンドン大会に出場することになりました。
いつもレースファンの皆様から”レースに復帰してほしい”との熱い声援をいただいていましたので、待ち続けてくれたファンの皆様にとても感謝しています。
またSAF1以来のアムリンアグリという鈴木亜久里さんのチームで、21世紀の重要なモータースポーツの地位を占めるはずのフォーミュラEでレースができることは、日本人として大変名誉なことと思っています。
現在、医療や福祉の仕事に関わらせていただいていますが、電気というのもは、私たちの生活の隅々にまで必要とされています。医療/福祉の現場で働くことによって、今後の21世紀の日本の少子超高齢化社会に求められる課題は、サステナビリティー(持続可能性)だと日増しに課題意識が強くなってきていました。
本田技研の創始者である本田宗一郎さんは、「レースは走る実験室だ」と仰られたそうですが、このフォーミュラEに参戦する意義は、電気自動車はたまた電気工学分野のイノベーションをさらに加速させ、より良い循環型社会を創り上げていくと思います。
私たちが、次の世代に何を創り、何を残していくのか、私たちが愛するモーターレーシングを通じて、先の明るい未来を創造し、社会貢献できる日本チームの一員として、ファンの皆様と一緒にフォーミュラEを戦いたいと思います」
フォーミュラE2014-2015は残り2戦、今週末のロンドンの市街地の2連戦は、新たなインパクトをもって迎えられることになる。