琢磨ら、フォーミュラE参戦意思を表明
開発ドライバーを担当する琢磨をはじめ、8名がドライバーズ・クラブのメンバーに。
フォーミュラEは8日(水)、ドライバーズ・クラブを発足し、開発ドライバーを担当する佐藤琢磨をはじめとする、F1とゆかりのあるドライバーたちがメンバーに加わったことを発表した。
ドライバーズ・クラブは、将来フォーミュラEに参戦する意志を示すドライバーたちで構成され、今回は琢磨をはじめ、F1経験者からはセバスチャン・ブエミ、カルン・チャンドック、ルーカス・ディ・グラッシ、ヴィタントニオ・リウッツィ、フリー走行の経験があるマ・チンホワ、インディカーからマルコ・アンドレッティ、ドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)からエイドリアン・タンベイの8名がメンバーに加わった。
ドライバーズ・クラブは将来的に18名まで増える予定で、残りの10名は今後、フォーミュラEの公式サイトで公開される。
フォーミュラEは2014年9月から開催予定の電気自動車によるレースで、2014年から2015年にかけて全10戦が予定され、コースは全て公道が使用される。日本では、テレビ朝日が全レースを地上波、BS、CSで生中継する。
電気を動力としたマシン「スパーク・ルノー SRT_01E」は、シャシーはダラーラ、バッテリーはウィリアムズ、パワートレインと電子機器はマクラーレン、システム統合をルノー、タイヤをミシュランと、F1でもおなじみのメーカーが多数参戦している。なお、初年度は全チームが同じマシンを使用する。
ドライバーズ・クラブのメンバーになったドライバーには、トラックで「スパーク・ルノー SRT_01E」を走らせるチャンスが与えられる。
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