F1合同テスト–メルセデスの4日間
やはりメルセデス。2017年になっても、まったく可愛げなくテストプログラムを消化した。
当然のごとく初日のトップタイムを記録。2日目以降も、安定した結果を示した。
最終日は電気系統のトラブルで午前中担当だったルイス・ハミルトンはピットの椅子を温めることになったが、それでも3日間合計で558ラップのダントツの周回数をこなして圧倒的な安定ぶりを見せた。
気になるのは、最終日の午前中のトラブルだが、2017年
のW08 EQパワー+が、無理せず正常進化していることを証明している。
新参入のバルテリ・ボッタスも、スムーズにチームに溶け込み、いままさに、開幕戦を心待ちにしている20人のドライバーのなかで、最も充実し、そして最も大きな夢を現実として認識しているにちがいない。