F1合同テスト初日トピックス(28日初日総括)/フェラーリ、順調!!
フェラーリが、好調な滑り出しを見せた。朝9時のコースオープン後、メルセデスに続いてコースインしたキミ・ライコネンのF14Tは、半周したところでコース上に立ち往生したが、その後は順調に走行を重ね、参加した8チーム中の最多の31周を周回、1分27秒104の最速タイムも記録した。
このタイムは、昨年、キミ・ライコネンがロータスで記録したものよりちょうど10秒ほど遅い。これは、エンジン規定が変わったことと、ダウンフォースが制限した影響からだが、古巣フェラーリに戻ったライコネン本人は、去年のマシンとの違いはほとんどない、とコメントした。
順調な滑り出しを見せたフェラーリに対して、アドバンテージがあるのではないか、との質問にライコネンは、”1日が終わっただけだから何とも言えないし、時間はいくらあっても足らないけれど、エレクトリック・モータエンジンの感触は悪くない”と応え、古巣への復帰を満喫している様子だった。
また、ライコネンは、これまでのクルマと比べて、ドライビングには大きな違いはない、と、新時代のF1のファーストインプレッションを語った。
◆ヘレス合同テスト初日結果
1. キミ・ライコネン+フェラーリ 31周 1分27秒104
2. ルイス・ハミルトン+メルセデス 18周 1分27秒978
3. ボッタス+ウィリアムズ 7周 1分30秒002
4. ペレス+フォースインディア 11周 1分33秒168
5. J.E.ヴェルニュ+トロロッソ 15周 1分33秒53
6. E.グティエレス+ザウバー 7周 1分42秒257
7. ベッテル+レッドブル 3周
8. エリクソン+ケータハム 1周