ヘレスF1合同テスト2日目アラカルト③・・・可夢偉順調!!
可夢偉が順調だ!!
ヘレスF1合同テスト2日目、BMWザウバーは、小林可夢偉が連日シートに納まった。
セッションの残り10分で、マクラーレンのJ.バトンがストップして提示された赤旗は、終了まで2分のことろで解除されてセッションが再開したが、ここでこの日初めて軽めの燃料でアタックを行った小林可夢偉が、それまで5番目だった1分21秒377から、一気に1分19秒950にタイムアップ。S.ブエミ1分20秒026を上回ってトップタイムとなった。
テストとは言え、この可夢偉のタイムは、かなり価値あり。ヘレスでは、通常、午前中、無風の10時から11時の間が、一番タイムが出る。S.ブエミのタイムは、この「おいしい」時間帯にマークされているものだった。
また、通常では、午後のアタックが、午前中のアタックを上回ることは、あまりない。もちろん、燃料搭載量が判らない以上、タイムの比較は無意味とは言え、実際に、小林可夢偉+BMWザウバーは、大きな可能性を秘めている証明であり、これはチームチームにとって好材料だ。
可夢偉は、この最後のアタックまで、一貫してかなり重めの燃料搭載量していた。もっとも、レッドブルのウェバーも、一貫して重めで走っていたようで、その状態で1分22秒台を記録しており、レッドブルの潜在力を証明しているかもしれない。ウェバーも可夢偉と同様の軽めの燃料搭載量でアタックすれば、可夢偉のトップタイムを上回る可能性を秘めていると見ることもできる。
(MYS/Mom Aantai)