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メルセデスが来た!!–バルセロナF1合同テスト5日目

暖を求めて南欧スペインのバルセロナで、シーズン2度目、都合5日目のテストが行なわれ、これまで沈黙するように安定した距離だけを稼いでいたメルセデスが、重い腰をあげたようにトップタイムを記録した。

◆バルセロナ合同テスト5日目結果(3月1日/2回目初日)
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メルセデスは、この日も、ニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンの二人を午前と午後に分けてステアリングを交替し、9時から13時を担当したロズベルグが1分23秒022、14時から18時にステアリングを握ったハミルトンが1分25秒051を記録した。

また、メルセデスの周回数は、それぞれ82周と90周であり、二人合計の172周は、最多のフェルスタッペン+トロロッソの144周を、大きく上回り、合計走行距離は2146kmと、ほぼ3レース分を走破して相変わらずの安定度を誇示して見せた。

ロズベルグは、2月末の4日間のテストでは使わなかったソフトタイヤを初めて履いてトップタイムを記録、ハミルトンは、この日もソフトタイヤを履くことなく、レースセッティングでの走行に終始したが、明日は、午前と午後の担当が交替する予定で、ハミルトンがどんなタイムを記録するか注目されている。

ちなみに、ロズベルグが記録した1分23秒002は、昨年自身がポールポジョンを奪った1分24秒681を大きく上回っている。

また、この日のタイムは、4番手のライコネン+フェラーリ以下、10番手のマグヌッセン+ルノーまでが1秒以内にひしめく拮抗状態となり、今シーズンの中断グループの闘いの白熱化を期待させるものだった。
photo by MERCEDES
[STINGER]山口正己
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