ライコネン、「今はラリーよりF1」
ラリーへの想いも失っていないものの、今はF1に集中しているライコネン。
キミ・ライコネンがすぐにまたラリーに転向することはなさそうだ。
28日(水)、スクーデリア・フェラーリのスポンサーを務めるサンタンデール主催のカート大会がスカンジナビアでおこなわれ、このイベントに参加したライコネンは集まったメディアに、今年のチャンピオンシップとF1に対する想いを語り、それをフェラーリ公式サイトが報じた。
「メルセデスのドライバーと闘ってるドライバーにとってすごく難しい状況だと思うけど、これからどうなるかはわからないね。特に、僕のチャンピオンシップのポジションから考えて、それがハードだとしても僕らがそうなりたい。ただ、僕はチームと一緒に闘うことに慣れてるし、今もF14 Tの開発に取り組んでる。いつかいい結果につなげたいね。前にも言ったように、僕らはものすごい量の仕事をこなしてるし、僕らは抱えてる問題を解決できるハズだけど、それには時間が必要だよ。もしもシーズンが終わる前にそれを解決できたら、結果はついてくるハズ。僕のモチベーションはまったく変わってないしね」。
「(2007年に)チャンピオンシップを勝ったときと比較しても、そこから経験を積んでるし、何歳か年はとったけど、(身体的に)それを感じてないんだ。それに、レースに対する強い想いはまだ失ってないよ。ラリー? 確かにもっとやってみたいけど、今は完全にF1に集中してるよ」。
ちなみに、カート大会でのライコネンの成績は、グリッド最後尾からスタートして2位だった。
Photo by Ferrari S.p.A