ロズベルグがF1引退を発表
突然引退を発表したロズベルグ。
先月末の最終戦アブダビGPで念願のF1ワールドチャンピオンに輝いたメルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラ・ワン・チームのニコ・ロズベルグは2日(金)、今季限りでF1を引退することを発表した。
アブダビGPの最終ラップまでチームメイトで子供時代からライバルだったルイス・ハミルトンを破ってタイトルを勝ち取ったロズベルグは声明の中で、引退を考えるようになったタイミングについて次のように語った。
「鈴鹿で勝ったときとにタイトルを制することができるかどうかが自分の手にゆだねられると同時に大きなプレッシャーが襲ってきた。それで、もしもチャンピオンになれたらキャリアを終えることを考え始めたんだ」。
アブダビがキャリア最後のレースになりえることを意識しつつレースに臨み、「人生でもっとも激しい55ラップ」を終えた翌日の月曜日の夜、ロズベルグは引退を決意した。
現時点では後任のドライバーなどについては発表されていない。
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Photos by Photo by MERCEDES AMG PETRONAS Formula One Team