チャンスを活かした予選–長谷川ホンダF1プロジェクト総責任
F1GP雨に9戦オーストリアGPの祟られた予選で5番手タイム、上位ドライバーのペナルティで、マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンが殊勲の3番グリッドからスタートすることになった。
糠喜びをせず、慎重なホンダF1レーシングの長谷川祐介F1プロジェクト総責任も、喜びをあらわにした。
「ハッピーエンジィングでした。Q2とQ3の間に降った雨でマクラーレン・ホンダにとって最高の予選結果になりました」
「ウェットからドライに嘉穂っていく路面コンディションをチームの好判断でドライタイヤに交換、ジェンソンの素晴しいドライビングで最終ラップに5位を得ました」
「ただ、フェルナンドは、Q2でイエローフラッグに阻まれてクリーンラップが取れなかったのは残念」
「明日の天気予報は再び不安定なので、予選のポジションを活かして、ポイントを持ちかえりたいと思います」
バトンがベテランの巧さを発揮して、レースを楽しむことが期待される。気になる天気予報は、現地の朝7時の段階では、曇り、降水確率20%が報じられている。
photo by HONDA F1 RACING