エリック・ブーリエがルノーF1チームのマネージング・ディレクターに
マネージング・ディレクターも兼任することになったブーリエ代表。
ルノー・F1・チームは、ボブ・ベルの退職にともない、2010年5月以降チーム代表を務めてきたエリック・ブーリエをマネージング・ディレクターの地位につけることを決定した。
◆ルノー・F1・チーム会長、ジェラール・ロペス
「ボブ・ベルはジャンニ・キャピタル(ロペスの会社)がルノー・F1・チームの株主になったあとの移行期間中を乗り切り、活動を推進してくれた。深く感謝している。その後任としてエリック・ブーリエをマネージング・ディレクターに使命するが、その指導力には全幅の信頼を寄せており、必ず実戦で成果を挙げてくれるものと考えている。2010年シーズンを通じて、ルノー・F1・チームは戦闘力向上に全力をつくしてきたが、今後もさらに前進し続けることができるものと信じている」。
◆エリック・ブーリエ代表
「今シーズンが開幕して以来、チームは変化に対応する能力を証明してきた。注ぎ込まれた多大な努力は、そのままコース上の結果に現れている。現在ではマシンの戦闘力、チームの士気ともに高く、今後もチームを率いる役割を任せてもらえたことを誇りに思っている。チームのために、微力ながら全力を傾けるつもりだ。まもなく、チームは再び勝敗を争うことのできる力を身につけることだろう」。
【翻訳:Shigehiro Kondo】