ザウバーF1のロードショーにメキシコ大喝采!!
メキシコのファンの大声援を受けるS.ペレス。NECのロゴが、初めてメキシコで披露された。
ザウバーF1チームは、メキシコのクアダラハラに昨年型のC29を空輸して、15〜20万人と発表された市民を前に、ロードショー(走行お披露目)を行なった。
ドライブを担当したのは、今年から小林可夢偉のチームメイトとしてステアリングを託す、メキシコ人ドイバーのセルジオ・ペレス。メキシコ人のF1ドライバーは、モイセス・スラーナ、リカルド&ペドロ・ロドリゲス、ヘクター・レバーク以来の4人目。H.レバークが最後にF1を走ったのは、1981年。S.ペレスは30年ぶりのメキシコ人ドライバーとして大きな注目を集めている。
クアダラハラの市街地を閉鎖した1.5kmのコースで、タイヤスモークを蹴立てながら、大喝采の中で8周の”グランプリラン”を終えた21歳のS.ペレスは、興奮気味に、満面の笑顔で語った。
「今までの人生で最高の日だよ。インタビューは1ダース以上も受けたし、サインもたくさんした。こんなにたくさんの人に拍手を送られたのは生れて初めてだ。大勢の人に励まされて、メキシコ人であることに誇りを持った。いままで、こんな経験はない。新しいシーズンに向けて、勇気が出ました」。
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