バルセロナF1合同テスト始まる!!
開幕戦となった月末のオーストラリアGPへの最後のテスト。ここで、タイヤのマッチングを見極めねばならない。
スペインのバルセロナの中心部からクルマで30分ほどの郊外カタルニア・サーキットで、延べ5日のF1合同テストが始まった。
チームは二手に分かれ、8びから11日、9日から12日にテストを行なう。通常は、前後二日ずつを二人のドライバーが交代でステアリング握るが、ザウバーF1チームのように、ペレスと小林可夢偉を、1日交代で振り分けるチームもある。
また、新人にテストのチャンスを与えるチームもあり、初日は、フォース・インディアのシートにフルケンバーグが、ロータスのシートには、バルセッティが納まった。それはデータ収拾よりむしろ、スポンサー集めのデモンストレーションと見た方が当たっている場合が多い。
テスト初日は、ウェバー+レッドブル、ハイドフェルド+ルノー、ペレス+ザウバー、フルケンバーグ+Fインディア、バトン+マクラーレン、バルセッティ+ロータス、ドアンブロシオ+ヴァージン、ブエミ+トロ・ロッソがそれぞれ担当して始まった。
今回の5日間が、開幕戦に格上げされたオーストラリアGP前のテストのため、各チームは、ソフトとハードのタイヤの比較、空力パーツの確認などを中心に、KERSKERS(カーズ=Kinetic Energy Recovery Systemの略。運動エネルギー回生装置)のセッティングと確認をメインテーマにしてテストを勧めると見られる。
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