F1GP第4戦アゼルバイジャンGP予選直前情報
F1GP第4戦の予選を前にしたフリー走行3が行なわれ、フェラーリとメルセデスが拮抗したタイムを記録した。
気温は22℃と、昨日よりは若干暖かい気候だが、グランプリとしては低温。タイヤの暖めが今日もテーマになった。
超高速で21戦中最もリスクの高いバクー・ストリート・サーキットの闘いは、リスクを証明するコースオフやアクシデント連発のフリー走行を消化。赤旗が出る荒れた展開で予選を待つことになった。
最速はフェラーリのセバスチャン・フェッテル、2番手にメルセデスのルイス・ハミルトンがつけ、7番手までが1分43秒台、13番手までが1分44秒台に並んだ。
終盤、今シーズン最高の調子で週末を進めていたウィリアムズのセルゲイ・シロトキンが右コーナーを曲がり切れずにウォールにヒット。右側前後サスペンションを大きく傷めるアクシデントが起きて赤旗が出たが、そこまでにも、コーナーを曲がり切れずにランオフエリアのお世話になるドライバーが続出、長いストレートで冷えたタイヤとブレーキで直角コーナーにアプローチする難しさを改めて認識させた。
中団では、フォースインディア、ハース、ウィリアムズがスピードを見せている。マクラーレン・ルノーのフェルナンド・アロンソは、11番手に着けている。トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーがまずまずの13番手。
予選はフリー走行3の終了2時間後の17時(日本時間22時)から行なわれる。
◆フリー走行3結果
1. フェッテル+フェラーリ
2. ハミルトン+メルセデス
3. ライコネン+フェラーリ
4. フェルスタッペン+レッドブル
5. ボッタス+メルセデス
6. ペレス+フォースインディア
7. マグヌッセン+ハース
8. ストロール+ウィリアムズ
9. オコン+フォースインディア
10. シロトキン+ウィリアムズ
11. アロンソ+マクラーレン
12. リカルド+レッドブル
13. ガスリー+トロロッソ・ホンダ
14. ルクレール+ザウバー
15. グロジャン+ハース
16. サインツ+ルノー
17. フルケンベルグ+ルノー
18. ヴァンドーン+マクラーレン
19. エリクソン+ザウバー
20. ハートレー+トロロッソ
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Photo by Ferrari S.p.A / FERRARI MEDIA