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F1GP第8戦トピックス–数えきれない主役たち


2021F1GP第8戦のシュタイヤーマルクGPは、淡々とした展開で迎えた終盤にドラマが凝縮するレースだった。

●フェルタッペンvsハミルトン
ポールポジションからトップを快走していたフェルタッペン+レッドブル・ホンダが、71周レースの30周目にピットイン。その後、2位のハミルトン+メルセデスに2分以上のリードを築いてゴール直前に2度目のピットインでソフトタイヤに交換したが、2位のハミルトン+メルセデスが、さらに粘って71周レースの70周目というギリギリにソフトタイヤに交換。ファステストラップの1ポイント。

●終盤のハイライトはボッタスvsペレス
今回のハイライトは、ボッタス+メルセデスとペレス+レッドブル・ホンダの3位争いだった。残り16周でピットインした4位ペレス+レッドブル・ホンダは、最速ラップを刻みながら3位のボッタス+メルセデスを追い上げ、残り10周で12秒あった差をグイグイと縮め、ボッタスの背後に食らいついたが、ボッタス+メルセデスが辛くも逃げ切って3位表彰台を死守した。

●殊勲のノリス+マクラーレン
レッドブル・ホンダとメルセデスの4台に続いたのは、ランド・ノリスのマクラーレンだった。僚友のダニエル・リカルドが14番手に沈んだのに対して、4位はマクラーレンとして上出来中の上出来だった。

●こなれてきた角田裕毅
ピエール・ガスリーがスタート直後の不運な接触でリタイア第一号となった後、角田裕毅がスクーデリア・アルファタウリ・ホンダの期待を受け持つことになった。

今回の角田裕毅は、極めてていねいな運転に徹して10位でゴール。予選後の口約通りの入賞を果たした。“大事に走ってほしい”といういわば勝手な期待があったが、大事な走りはF1GPでは通用しない。果敢に攻めつつコースに留まるギリギリのせめぎ合いの中でこそ結果が着いてくる。

ここに来て角田裕毅は、F1GPでの緩急の着け方を身につけ、やっと闘いのスタートラインに並んだ。ここからの活躍を期待させる走りだった。

●アロンソの老練技
アロンソ+アルピーヌが9番手でゴールした。一端は抜かれた角田裕毅を抜き返し、二度のワールドチャンピオンの面目を護った。

予選では、僚友のエスティバン・オコンがQ1でノックアウトを喫したが、同じマシンでQ3に進出。レースでもまだまだ腕が鈍っていないことを証明した。

●不運を極めたガスリー+アルファタウリ・ホンダ
今回のレースで最も不運だったのがピエール・ガスリーではなかったか。フリー走行2をパワーユニットの不審なデータで棒に振りながら、予選でリカバーリーして6番手グリッドを確保。しかし、スタートでこれまた不可解なスタートダッシュを決められずにズルズルと後退。挙げ句は最後尾スタートでジャンプを決めて16番手に上がっていたルクレール+フェラーリと1コーナーで二度接触、二度目は、ルクレール+フェラーリのフ右ロントウィングに左後輪が当たってタイヤとサスペンションを傷め、ピットインしてそのままリタイアという運命だった。

しかしガスリーは気丈に、「終わったことを悔やんでも仕方がない。次で挽回!!」と前だけを見ている。

●ルクレール+フェラーリがレースof the day
最後尾スタートから追い越し祭りを展開したシャルル・ルクレール。最終的に13台を抜きさって7位でゴールして、『レースof the day』を授けられた。

ルクレールは、「讃えられたのは嬉しいけれど、ゴールが7位じゃね。でも、たくさん追い越しができて、レースとしては楽しかった」と笑顔を見せた。

●ホンダ陣営の“決意”!?
土曜日の予選日のランチで、ホンダ陣営はカツ丼で決勝レースの決意を決め、写真も用意していた。しかし、レースは水物、公表を控えていたのだが、成就して遠慮がちにカツ丼の写真を公開した。

[STINGER]山口正己
photo by Honda

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