マルーシア・F1・チーム【カナダGP(日)】
【カナダGP 決勝】
◆マックス・チルトン(MR03-02)
グリッド=18番 / 決勝=リタイア
「有望そうな週末だったのに、残念な終わり方になってしまったよ。僕自身と、ジュールとの事故で、僕たち自身のレースが終わってしまっただけでなくて、チームのレースが終わってしまったし、大きく進歩した後だから、全ての人々(チームメンバー)に対して申し訳ない気持ちだよ。素晴らしいスタートを切って、ターン1の進入で後続のマシンとの差を広げてたし、ターン2では、前のグループの列に加わってた。その後、ターン3の進入でジュールと同時にコーナーに侵入しちゃったんだ。モナコでのレースの後だけに、今回のアクシデントの結果はお互いにとってとても残念だった。モナコでのレースは覚えておきたいレースだけど、おそらくここ、カナダでのレースは忘れ去りたいレースになるだろうね。けど、マシンの開発がうまくいっているのは事実だから、チームのみんなに感謝したいよ」。
◆ジュール・ビアンキ(MR03-01)
グリッド=19番 / 決勝=リタイア
「素晴らしいスタートを切って、後ろのグループを抑えておくことができたし、ターン2とターン3で、マックスと僕はお互いにレースをしていたんだ。ターン3の進入でブレーキを踏んだ時に衝撃があって、最終的に壁に突っ込んで、マシンに酷いダメージを与えてしまったよ。また力強い週末を過ごすことができていたし、かなり有望なレースだったから、チームのみんなに対して残念に思ってる。マシンのパフォーマンスという点でも期待できそうだったし、今日のレースが結局どうなったのか(荒れたレースでリタイヤが多かった)という事を考えれば、残念だったね。これからはヨーロッパに戻らないといけないし、オーストリアのレースで、チームに対してより素晴らしい結果を与えないといけないよ」。
【翻訳:Atusi Kitami】
顔写真提供:Jiri Krenek