ロータス・F1・チーム【オーストリアGP プレビュー】
◆ロメイン・グロジャン
「あそこでグランプリを闘うのは初めての経験になるし、トラックを把握していくにはなかなかクールなやり方だね! 高速セクションや、そこまで低速じゃないところもあったりして、この手の要素は今シーズン、僕らのマシンにこれまで合わないものだったけど、かなり面白そうなレイアウトだね。それから、トラックはちょっと”うねり”があって、そういう場所はドライバーとしていつも楽しいよ。ダウンヒルになってるコーナーのアプローチはアップヒルのアプローチとは大分違うものになるんだけど、シュピールベルク(サーキットがある場所の地名)には両方あるからね。だから面白くなるハズだよ」。
「トラックに出てみるまでははっきりしたことはわからないけど、モナコやモントリオールほどのチャレンジにはならないと思うよ。確かにこのサーキットには今シーズン僕らが苦戦してる低速コーナーがいくつかあるけど、同時にダウンフォース・レベルは僕らに合ってるだろうね」。
「気分はポジティブだよ。カナダでの結果が実力を示したものじゃないにしても、僕らは実際、マシンを上手く改善できてるし、扱い方もシステムもわかってきて、本当に勝負できるって感じ始めてる。これは、すべてのコーナーでマシンのパフォーマンスを最大限に引き出して、毎ラップを最大限に活かすために、僕にとってすごく重要なことだよ」。
◆パストール・マルドナド
「このトラックは知ってるけど、最後にそこでレースしたのは10年前だし、僕にとってはF1では、はじめての経験になるよ。(サーキットの特性は)E22にかなり合ってると思うよ。低速コーナーはそんなにないし、ダウンフォースとセットアップはバルセロナと似たものになるだろうから、僕らにとって追い風になるハズだよ。僕らはオーストリアでは目標に近づくために、カナダで出た問題を解決するためにハードワークをこなすよ。この2戦よりも僕らに合ってるはずだから、楽観的に構えてる」。
「そこで最後にレースしたのはフォーミュラ・ルノーで、ポディウム・フィニッシュを決めたんだ。勝ったんだけど、正直、忘れてたよ(笑) 高ダウンフォースのトラックだね。ほとんどのコーナーはかなり高速で、特に第2セクターだね。レースをするのがすごく楽しいところだし、またそこに行けて嬉しいよ」。
【翻訳:STINGER】
顔写真提供:LOTUS F1 TEAM / LAT Photographic