ケータハム・F1・チーム【オーストラリアGP(金)】
天気:
フリー走行1回目:ドライで晴れ、気温/路面温度38-41℃、気温20-23℃
フリー走行2回目:ドライで晴れ、気温/路面温度23℃、気温32-41℃
ファステスト・ラップ / 順位:
フリー走行1回目:エリクソン-タイムなし(18位) / 小林可夢偉-タイムなし(20位)
フリー走行2回目:エリクソン-タイムなし / 小林可夢偉-タイムなし
総周回数:
フリー走行1回目:エリクソン-1周 / 小林可夢偉-1周
フリー走行2回目:エリクソン-1周 / 小林可夢偉-0周
◆マーカス・エリクソン(CT05-01)
フリー走行1=18位 / フリー走行2=20位
「はじめてのF1参戦のスタートは思っていたより難しいものになってしまったけど、上手くいけば、初日に全て問題をかたずけたことになるはずだよ! 午前中はエンジンに電気系の問題が出て、1周しか走れなかった。メイン・ストレートに出たら突然パワーが落ちたけど、その状態でもまだピットまで戻ることはできて、見てみると電気系のトラブルが出てて、昼休み中それを直してた。午後のフリー走行2でトラックに出たけど、今回はピットに戻るとハイドロリック系の問題があったんだ。ちょっと可夢偉のマシン(の問題)と似てて、これまでのエンジンに比べて直すのに時間がかかるし、それで僕のセッションは終わりになって、みんながもっと作業をすることになった」。
「それでも、僕はまだかなりポジティブだよ。バーレーンのときは高い信頼性があったけど、ここでは難しい週末になる可能性があることはわかってたし、マシンを走らせるときに自分のベストな仕事ができるように集中しておかないとね。僕らにはたくさんの仕事が残されてるけど、明日はすべて直して準備を整えて、トラックに戻れるはずだよ」。
◆小林可夢偉(CT05-02)
フリー走行1=20位 / フリー走行2=21位
「特にバーレーン・テストでは信頼性も高かっただけに、2回のフリー走行で1周しかできなかったのはいいスタートの仕方ではなかったですけど、問題は把握していますし、明日に向けてそれを直すために一生懸命に作業しています。僕のクルマに出た問題は、燃料システムのものです。インスタレーション・ラップ(最初の走行)で火が出ましたけど、ピットに戻ったときは燃料システムの燃料漏れでエンジンカバーの中で小火(ぼや)が出ました。火はすぐに消えましたけど、問題が分かったときにはフリー走行2までに直せないことがわかって、パワーユニットを取り外すことにしたんですけど、問題の部分を修理できなくて、明日に向けて準備することにしました」。
「こんな形で週末がスタートしましたけど、明日と日曜日の可能性を考えると、僕はまだポジティブです。僕らは小さいチームですけど、ピットレーンにいるみんなは可能な限り一生懸命働いてくれてますし、もしも信頼性のレベルがバーレーン・テストのときのレベルに戻れば、まだ僕らはいい週末にできると思います」。