F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆小林可夢偉
「アブダビはシーズンで唯一のトワイライト･レースですし、エキサイティングなんですよ。レースのスタートはまだ太陽が出てて、終わるときには暗くなってるんです。それがユニークな雰囲気をかもし出してて、僕はそれが好きですね。（デビューイヤーの）2009年に2回だけ走ったレースのうちの1つですし、ポイントも獲れたんで、アブダビは僕にとって特別なレースなんです。だから、ポジティブな気分で向かえます。今年は2回のセッションの間にGP2のクルマが走らないんで、最初のセッションは2回とも路面が汚れている状態でスタートするって覚えておく必要があります。それは誰にとっても同じですし、僕らの目標のポイントゲットには影響しないです」。

◆セルジオ･ペレス
「僕にとってアブダビはすごく特別な場所なんだ。最初にF1のマシンに乗った場所だからね。まだたった2年前だけど、そのテストをやったのがかなり昔だったように感じるよ。F1では時がすごく早く流れるんだ。マシンに乗ってすごく一生懸命作業をこなしたし、そのときに感じた特別な思い出は、今でもよく覚えてるよ。2010年のGP2はすばらしい週末で、土曜日のレースで20秒以上差をつけて勝ったんだ。（アブダビでの）今年のレースは、僕がF1デビューするチャンスをくれたチームで走る残り少ないレースの内のひとつなんだ。いい結果を残すために、できる限りのことをするよ。チームのチャンピオンシップのためにポイントを稼ぎたいし、個人的には高い位置でシーズンを終えるためのレースにしたいね」。