ケータハム・F1・チーム【バーレーンGP(金)】
フリー走行1回目:ドライで晴れ、気温/路面温度46(始まり)-33(終わり)℃、気温25(始まり)-24(終わり)℃
フリー走行2回目:ドライ、夕暮れ→夜、気温/路面温度27(始まり)-25(終わり)℃、気温22(始まり)-21(終わり)℃
ファステスト・ラップ / 順位:
フリー走行1回目:フラインス-1:42.417(21位) / エリクソン-1:42.711(22位)
フリー走行2回目:小林可夢偉-1:38.257(21位) / エリクソン-1:39.136(22位)
総周回数:
フリー走行1回目:フラインス-35周 / エリクソン-21周
フリー走行2回目:小林可夢偉-33周 / エリクソン-30周
◆小林可夢偉(CT05-03)
「フリー走行1は(フラインスが走っため)走らなかったんでクルマに乗りたかったです。特に、最初のセッションでは信頼性がよくなったので、残りの週末でもっと僕らの助けになります。クルマの感触はよかったですけど、低速、高速のどちらのコーナーでもアンダーステアが出てて、2回目の走行ではフロントの違うアンチ・ロールバーを試してみて、それで少し改善しましたが、フロントがもっとロックしちゃってブレーキング・ゾーンでしっかりアタックできませんでした」。
◆マーカス・エリクソン(CT05-01)
フリー走行1=22位 / フリー走行2=22位
「フリー走行1は良かったよ。いくつかデータを調べるためにリヤウイングを変更したし、その後はレースに向けた準備をするために全てのプログラムを費やしたんよ。セッションを通して、パワーユニットのドライバビリティを改善することができたし、バランスの点では、高速コーナーでのオーバーステアがひどくて、低速コーナーでのアンダーステアがひどかったんだけど、車高を変更して、そのほかのいくつかメカニカルな部分のセットアップを変更したし、セッションの終わりまでには、正しい方向性で作業できていたよ」。
「フリー走行2に向けていくつかセットアップを変更したし、個人的な感触では、特に高速セクションで全体的なグリップが上がったような気がしたよ。高速セクションでのバランスも良かったけど、最初の走行の大部分でエンジンパワーに問題があって、本来のプッシュができなかったんだ。パワーが出たり、出なかったり、本当に予測不可能だった。だから、コーナーの出口でスロットルを踏んだ時に何が起きるのかわかってなかったんだ。残念なことに、全てのラップでエンジンパワーに問題があったから、パフォーマンスがどの程度なのかはっきりとわからないけど、今夜は詳しく調べてみるつもりだよ」。
「初めにソフトタイヤを履いたロングランでセッションを終えたよ。タイヤの摩耗レベルはかなりよかったけど、いくつかエンジンパワーの問題があって、本来のプッシュができなかった。けど、セッション残り5分のところでパワーユニットに問題が発生したから、マシンを止めるように言われたよ。ルノーがこの問題を調べてくれるだろうし、セッションの終わりで問題が起きてくれたおかげで、今までより良い金曜日を過ごすことができた。これが重要な事なんだよね。これまでのシーズンのレースよりも、フリー走行1、フリー走行2を終えて良いポジションにつくことができたんだ。今夜は、やるべきことがたくさんあるけど、(開幕戦の)オーストラリアや先週のマレーシアのレースの時よりも、残りの週末に向けて感触がいいんだ。だから、これからの目標はしっかりと走行距離を稼いで、明日、いくつか進歩することだよ」。
【翻訳(エリクソン):Atusi Kitami】
顔写真提供:CATERHAM F1 TEAM / LAT Photographic