ケータハム・F1・チーム【中国GP(金)】
天気:
フリー走行1回目:曇りでドライ、最低-最高気温/路面温度18-21℃、気温13-14℃
フリー走行1回目:曇りでドライ、最低-最高気温/路面温度18-21℃、気温13-14℃
フリー走行2回目:曇りでドライ、最低-最高気温/路面温度22-25℃、気温15-16℃
ファステスト・ラップ / 順位:
フリー走行1回目:小林可夢偉-1:44.038,(17位) / エリクソン-1:44.835(21位)
フリー走行1回目:小林可夢偉-1:44.038,(17位) / エリクソン-1:44.835(21位)
フリー走行2回目:小林可夢偉-1:43.530(21位) / エリクソン-1:43.679(22位)
総周回数:
フリー走行1回目:小林可夢偉-16周/エリクソン-22周
フリー走行1回目:小林可夢偉-16周/エリクソン-22周
フリー走行2回目:小林可夢偉-32周/エリクソン-32周
◆小林可夢偉(CT05-#03)
フリー走行1=17位 / フリー走行2=21位
「フリー走行1は今年走った中でトラックが一番冷えてる状態でスタートしたんで、(タイヤの)作動温度領域に持っていくためにたくさんのことをやりました。クルマのバランスはいい感じでしたけど、いくつかフロントがロックする問題があって、3回目の走行では左フロント(タイヤ)にカーカス(タイヤの内部構造)まで達するフラットスポットができちゃって、ピレリと話してから同じタイヤでもう一度走るのは危険だったんで、16周でセッションをやめることにしました」。
「昼休みにクルマのいくつかの部分を変更したんですけど、フリー走行2の走行では午前中のセッションよりも大分滑りやすくなっちゃって、2回目の走行ではメカニカルな部分ももう少し変更したら改善できて、まだちょっとオーバーステアすぎましたけど、間違いなくいい方向に進みました。いつもの金曜日のプランに続いて、ロングランを終える前にオプション・タイヤを履いたんですけど、コクピット内でいくつかの問題があってクリーンなパフォーマンス・ランを走れなかったんで、明日に向けてそこを直さないといけないです。最後のロングランはよかったです。どちらのコンパウンドのデグ(ラデーション/タイヤの性能劣化)のレベルも理想的で、明日もっと改善するための、今夜確認するためのデータがたくさん集まりました」。
◆マーカス・エリクソン(CT05-#01)
フリー走行1=21位 / フリー走行2=22位
「フリー走行1で22周走って、堅実な週末のスタートができたし、おかげで計画してたプログラムをほとんどすべて完了することができたよ。僕にとっては、セッションを通してトラクションの部分の問題が一番重要だったんだ。路面温度が低かったし、フリー走行1で使ったハード・タイヤは、グリップがすごく低くて、特にブレーキングゾーンで慎重に走らなきゃならなかったよ。望んでた通りのアタックができなかったけど、週末が進むにつれてトラックにラバー(走行により路面に付いたゴム)がのってくるから、改善していくつもりだよ」。
「フリー走行2のスタートの段階では、特に高速コーナーでマシンがすごくオーバーステアだったから、この問題に対処するために少しアンダーステア寄りにしたんだ。これは2回目の走行でうまく機能したし、いくつかの空力を評価する作業に役に立ったよ。最後の30分間でロングランをするために、ミディアムタイヤに戻す前のパフォーマンス走行で初めてオプション・タイヤを試したんだけど、クリアなラップがとれなかったし、最後の最速ラップは、マシンの能力を引き出したものではなかったよ。ここでは、いくつか新しい手順を試してるけど、上手く機能していないから、明日に向けて変更していくつもりだし、フリー走行3や予選で多くのタイムアップが見込めるって確信してるよ」。
【翻訳(可夢偉):STINGER】
【翻訳(エリクソン):Atusi Kitami】
顔写真提供:CATERHAM F1 TEAM / LAT Photographic