ケータハム・F1・チーム【モナコGP(木)】
天気:
フリー走行1回目:くもりでドライ、気温/路面温度23-24℃、気温19-20℃
フリー走行2回目:くもりでドライ、気温/路面温度22-27℃、気温20-21℃
フリー走行1回目:くもりでドライ、気温/路面温度23-24℃、気温19-20℃
フリー走行2回目:くもりでドライ、気温/路面温度22-27℃、気温20-21℃
ファステスト・ラップ / 順位:
フリー走行1回目:エリクソン-1.22.063(20位) / 小林可夢偉-1.22.492(21位)
フリー走行2回目:小林可夢偉-1.21.924(17位) / エリクソン-1.24.335(21位)
総周回数:
フリー走行1回目:エリクソン-40周 / 小林可夢偉-38周
フリー走行1回目:エリクソン-40周 / 小林可夢偉-38周
フリー走行2回目:小林可夢偉-6周 / エリクソン-6周
◆マーカス・エリクソン(CT05-#01)
フリー走行1=20位 / フリー走行2=21位
「かなり前にモナコでレースをしたことはあるけど、F1マシンでモナコを走るのはもちろん今回が初めてだし、今日は両セッションをとても楽しんだよ。40年前に、ここモナコで勝利したロニー・ピーターソンに敬意を払って、モナコに向けて特別なヘルメットを用意してきたし、今週末のレースに向けて、実際に彼が使ってたヘルメットを入れるバッグも持ってきてるんだ。ヘルメットと、ヘルメットを入れるバッグをガレージに持ち込んだ今日という日は、今週末ここモナコで初めてF1で走る僕にとっては誇らしい一日だったよ。特に、ピーターソンと僕は同じ町の出身だからね」。
「フリー走行1はうまくいったよ。セッション中に40周走ったし、予定してた全ての事を完了できた。それに、セッションがスタートした時よりもマシンのバランスが間違いなく改善できたよ。可夢偉と同じように、最初の走行ではグリップが凄く低かったし、トラクションのかかりも悪かったから、車高とフロントウイングの角度を変更したことで良いステップを踏むことができたんだ。まだ少しアンダーステアが出てるけど、全体的なバランスは改善したし、レース週末の良いスタートとなったよ」。
「お昼時にかけて雨が激しく降ったから、フリー走行2のスタートの時は、コースに出ていく前にトラックが乾くのを待ってたよ。天気予報では土曜日と日曜日はドライになるみたいだったから、インターミディエイトでは多くのことを学べないって思ってたし、湿ったトラックを走ることでリスクを負いたくなかったから、セッションの終盤まで待機してなくちゃならなかった。その後はスーパーソフト・タイヤを履いて何周か走ったから、スーパーソフト・タイヤがどんなふうに機能するか様子を見ることができたよ」。
◆小林可夢偉(CT05-#02)
フリー走行1=21位 / フリー走行2=17位
「フリー走行1で38周できたっていうのは、僕らはいいプログラムを完了できたってことで、セッションを通していくつか上手く前進できました。最初、スペインであったみたいなグリップの問題が出てたんですけど、メカニカル面をいくらか変更したらよくなりました。特に高速セクションですね。それから、最初の数周で出てたアンダーステアを少し解消するのにも役に立ちましたけど、僕らはまだトラクションとタイヤの温度管理についてやることがあったんで、フリー走行2でそこをチェックして、2回目のセッションで両方とも改善させられました」。
「ほかのいくつかのチームみたいに、(路面の)ドライのラインが出てくるまでフリー走行2での走行プランをスタートするのを待ってました。だからプログラムをかなり短くしないといけなかったんですけど、インター(ミディエイト/ドライとレインの中間のタイヤ)で出て行って、クルマにダメージを受けるリスクを冒すよりも、その方が安全でした。(プログラムを切り詰めたのは)確かに理想的な状況じゃないですけど、残り5分のところで1セットのスーパーソフトを履いてタイムを出すのに十分な時間があって、それが土曜日と日曜日に役立つコンパウンドのデータを採らせてくれました」。
「そういう感じでフリー走行2は妥協したとしても、それでもまだポジティブな一日でした。スペインでのテストで学んだことをここにたくさん持ち込んでるんで、それを土曜日に活かせると思ってます」。
【翻訳(エリクソン):Atusi Kitami】
【翻訳(可夢偉):STINGER】
顔写真提供:CATERHAM F1 TEAM / LAT Photographic