関口、マスターズF3で本場に揉まれる!!
マスターズF3/マカオGPの世界二大F3参戦をスタートした関口雄飛は、その緒戦となるオランダのサンドフールド・サーキットで行なわれたマスターズF3を18位で終えた。
25周で行なわれた決勝レースで関口は、19番手からスタートをうまく決めたが、他車との接触をさけるために、順位を下げることになり、オープングラップは22番手。そこから、果敢に攻め、数台を仕留め
たが、大きく順位を上げることができず、18位でゴールすることになった。
レースを終えた関口は、「予選より1つ上の18位でゴールしました。 ペースは確実によくなり、車の特性も理解しましたが、コースの特性上、追い抜きができず、遅い車に引っ掛ってしまい、ベストを出しきれませんでした」と渋いコメント。しかし、久々のF3で収穫も確認し、「今回、僕の挑戦に協力、応援をいただいた皆様に感謝します。本当にありがとうございました。メインイベントであるマカオでは、本領発揮し、活躍したいと思います」と、マカオGPに照準を絞り込んだ。
見るべき成績は残せなかった関口雄飛だが、1年半ぶりのフォーミュラカーであり、抜きにくく、かつ初めて走るコースで”本場の感覚”を取り戻し、11月のマカオGPに向けて、マシンのセッティングとともに、自らの感覚を呼び覚ますことができたことを感じさせた。
11月に再び相まみえる本場のF3の”猛者”たちと共に。後列右から3人目が関口雄飛。
photo by EURONOVA
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