写真で観る『関口いよいよマスターズF3へ!!』その1
マスターズF3参戦のために日本から会場のオランダのザンドボールド・サーキットに飛んできた関口雄飛。シース合わせとマシンのカラーリングは、明日(日本時間7月4日)10時からとりかかる。
オレンジ色のマシンの前でポーズを決める。「日本の縁日をさぼってテキ屋の兄ちゃんが飛んできた」と井上隆智穂監督は目を細める。「厳しいヨーロッパで揉まれるのが今回の目的。それで目を覚まさせたい」とも。関口の才能を高く買っていればこその願いだ。しかし、「レベルの高いヨーロッパですから、予選20番手以内、決勝15番手以内なら上出来」と、控えめな監督の目標設定。
間違いなく、メルセデス・ワークスである。文句は付けられない体制だ。
高橋毅マネージャー(左)も、骨折を押して駆けつけた。井上隆智穂監督の心配は、「鞄持ちが怪我をしているので、関口が鞄持ちの鞄を持つことになるだろう」という点。もうひとつの心配は、ジャージのままでアライ・ヨーロッパを訪問してしまう今どきの若者のファッション感覚の模様。