F.インディア、新車発表会でドライバーの発表はなし
まだドライバーを発表していないF.インディア(写真はセカンド・ドライバー候補のビアンキ)。
2月1日(金)にイギリスで今季型マシン「VJM06」を発表するサハラ・フォース・インディア・フォーミュラ ワン・チームだが、新車発表会では、現時点でも決定していないドライバーを発表することはないと、チームのボブ・フェンリー副代表が明らかにした。
これは、イギリスのオートスポーツ誌が報じたもの。同誌のインタビューに対して、フェンリー副代表は、新車発表会をドライバー発表に利用することはなく、あくまでも「発表会では、VJM06を発表するだけだ」とコメント。
チームは、まだドライバーを2人とも発表していないが、今週の15日(火)にチームとシミュレーター・ワークをおこなったポール・ディ・レスタは、続投の可能性が濃厚で、そのチームメイトには、昨年、チームのリザーブ・ドライバーを務めたジェール・ビアンキか、もしくは、かつてチームのドライバーだったエイドリアン・スーティルをふたたび起用する可能性がうわさされている。
チームは、現在使用しているメルセデス・エンジンから、かつて使用していたフェラーリ・エンジンを搭載する可能性もあるため、もしも将来的にフェラーリ・エンジンを採用することになった場合、セカンド・ドライバーは、フェラーリの若手育成プログラムのフェラーリ・ドライバー・アカデミー所属のビアンキが起用されることになりそうだ。
ドライバーの発表時期について、2月5日(火)からスタートするプレシーズン・テストよりも前に発表する予定と話すフェンリー副代表は、プレシーズン・テストでドライバー候補をテストする可能性を否定した。