レッドブルとFインディアに罰金
タイヤが当たったカメラマンは肋骨2本と鎖骨を骨折。
7日(日)にドイツ-ニュルブルクリンクでおこなわれたドイツGP決勝で、ピットレーン内で危険なリリースをしたとして、インフィニティ・レッドブル・レーシングとサハラ・フォース・インディア・フォーミュラ ワン・チームにそれぞれ罰金が科せられた。
レッドブルは、マーク・ウェバーがピットで右リヤ・タイヤが完全に装着されたいない状態でピットを離れたため、外れたタイヤがピットレーンにいたFIA(国際自動車連盟)のカメラマン、ポール・アレンの背中に当たり、病院に搬送された。
ロイター通信によると、サーキットの医療センターで治療を受け、ヘリでコブレンツ病院に搬送されたカメラマンは、肋骨2本と鎖骨を骨折、脳震盪や打撲も確認され、数日間入院の必要があると報じた。この事故を引き起こしたレッドブルには、罰金として30,000ユーロ(約389万円)の支払いを命じられた。
また、フォース・インディアは、スクーデリア・トロロッソのジャン-エリック・ヴェルニュがピットに入ろうとしている状態でポール・ディ・レスタをピットアウトさせたため、チームは5,000ユーロ(約65万円)の支払いが命じられた。
Photo by Getty Images