F.インディア、全空力テストでトヨタの風洞を使用
これまでも一時的に使用してきたが、これからはすべての空力テストをトヨタの風洞でおこなう。
サハラ・フォース・インディア・フォーミュラ ワン・チームは4日(木)、2015年型マシンに加え、それ以降も全空力テストをドイツ-ケルンにあるトヨタ・モータースポーツGmbHの風洞を使用することを発表した。
チームはこれまでもトヨタの風洞を使用してきたものの、すべての空力テストをおこなうために同施設を利用するのはこれが初めてとなる。
チーム代表を務めるヴィジェイ・マリヤは今回の発表で、「ケルンにあるトヨタの施設を使用するということは、われわれがF1での競争力を高め続けるという野心があることを示している。世界最高のひとつとされるその風洞を使用するという決定は、われわれ(チーム)の歴史のなかでもっとも重要な決定の一つだ。これまでも同施設を一時的に使用はしてきたが、ケルンですべての空力研究をおこなうことはアドバンテージにつながることは明白で、それがこれからのわれわれのアプローチを強化し、堅実な基礎を築かせてくれる」とコメントした。
また、イギリス-ブラックリーにあるチームの風洞は引き続き稼働し続け、外部の顧客はそれを使用することができる。
Photo by Sahara Force India