FIA、2013年のレギュレーション変更点を発表
来季から、フリー走行と予選でDRSが自由に使用できなくなる。
5日(水)、トルコ-イスタンブールでWMSC(世界モータースポーツ評議会)が開かれ、FIA(国際自動車連盟)は、2013年のレギュレーションの変更点を発表した。
■スポーティング・レギュレーション
・フリー走行と予選でのDRS(可変リヤウイング)使用可能な場所が制限される。今年は、フリー走行と予選でDRSをどこでも自由に使用できたが、来季からDRS使用許可が出ているエリア以外での使用ができなくなる。
・木曜夜のチームスタッフの作業可能時間を延長。これまで6時間まで可能だった作業時間が8時間まで延長された。シーズン中に例外として認められた上記時間の超過は、4回から2回までに減少した。
■テクニカル・レギュレーション
・空力的アドバンテージが発生するフレキシブルなフロントウイングを使用できないよう、より厳重なテストがおこなわれる。
・マシンの最低重量は、タイヤの重量増加にともない、最低重量が引き下げられる。
・予選でマシンが不可抗力によりトラック上に止まったときの救済処置の廃止。また、予選でピットに戻ったときに、マシンがどれだけ燃料を使ったかを調査するため、1リットルの燃料サンプルの提出しなければならない。
【翻訳:STINGER】