FIA、新コンコルド協定成立を発表
FIAは、世界モータースポーツ評議会(WMSC)の承認を受け、2009年コンコルド協定が成立したことを発表。
◆FIAのマックス・モズレー会長は、WMSCの承認を得て、7月31日の夜に2009年コンコルド協定に調印。これにより、F1世界選手権は新しい安定期へ。
◆FIA、F1商業権所有者、参戦チームによって調印されるコンコルド協定は、全チームがF1の商業上の利益の分配を受けとるベースとなる。
◆WMSCは、2010年向けに現行のスポーティングおよびレギュレーションの一部を変更。FIAとチームは、これにも合意。詳細については、後日FIAの公式WEBサイトで公開される。
◆今回のコンコルド協定も1998年からの手順が継承され、全チームが投票権を持っている。そこでの決定は、ワーキンググループと委員会により承認され、WMSCで決定される。
◆2009年、6月14日にパリで同意されたように、全チームは年間予算を、1990年代の初期と同等のレベルまで戻すことを目標としなければならない。
◆FIAは、2009年コンコルド協定とコスト制限が整ったことにより、F1世界選手権の安定と繁栄を期待する。
※コンコルド協定
FIAのマックス・モズレー会長と、F1の権利を管理するバーニー・エクレストンのFOM、それに各チームとの話し合いで決めるルールのこと。F1の放送権で得た利益の分配方法や、さまざまなルールが細かく決められている。